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障害は「できればないほうがいい」のか?
最近、障害は「できればないほうがいい」ものなのか?障害者は「できればいないほうがいい」ものなのか?という問いについて考えていたが、自分の中で一応の結論が出たので、ここに書き記しておきたい。
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「障害」というくくりで考えない。分解する。それにより本人を生きづらくし、主体的自由を持った生を妨げる「バリア」は無いほうが良い。一方で、この社会に多様性をもたらし、「人間」という言葉が
SPAC『マハーバーラタ』@行幸通りを見て
SPAC『マハーバーラタ』の千秋楽を見ました。それにつけて、自分がどのような演劇の作り手にならねばならないと考えたのか、この感興の薄れる前に書き残しておかねばならない、という衝動に駆られ、この文章を書き始めます。
多くの感想にあるように、「多幸感」という言葉に、この作品がどのように観客の生に関わったかが集約されるような上演でした。見終わった後、東京駅で電車に乗るまでずっとニコニコしていました。こ