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#107.情けない

今日、子供たちは保育園に登園。

その後、10 時頃に家事代行サービスの方との打合せを行った。

というのも、私は妻の脳腫瘍発覚後まさに「生きていくのに精一杯」だった。

妻の看病や介護、家事や育児、そして仕事と・・・

とにかく、こなしていくのに一生懸命だった。

最近思うのは、「子供との時間を増やしてあげたい」ということ。

優先順位は「妻の治療」であったし(今もそうだが)、毎日必ずある家事や仕事。

育児も勿論頑張っているが、もう少し子供との時間を増やしてあげた方がいいのではないかと思っている。

ただ1日24時間という普遍的な中で、どうやって時間を作っていくのか。

私は家事に使っている時間を減らしたいと思った。

先日のnote記事で「ドラム式洗濯乾燥機」を購入したという内容を書いたが、それもその一貫。

家事代行サービスを利用することで、更に時間が作れると思った。

今まで私は家事代行サービスを利用したことはなかったので、今日の打合せはサービス内容の概要の説明だけ受けた。

次回打合せでは、より具体的な内容を相談するつもり。

お金は確かにかかるが、今の子供たちとの時間は貴重。

家事代行サービスの利用は前向きに検討している。

午前中まで打合せを行った後、妻の病院へお見舞いへ行った。

病室へ入ると、相変わらず妻は寝ていた。

私は毎日、妻のお見舞い以外にも、メールや電話をしている。

ただ、ここ最近は妻からメールの返信があることや、更に電話に出ることもない。

寝ることが多いが、仮に起きたとしてもメール等を返す元気はないようだ。

お見舞いにいくと、確かに会って、そして話すことはできる。

ただ

それ以外だと、妻と話すことはできない。

お見舞いに行き、帰って夜を迎える頃、たまらなく寂しくなる時がある。

本当に情けない話だ。

この世に生きているだけで、ありがたいのかもしれないが

子供たちの寝かしつけを終え、ふと冷静に考えて見ると

ただ寂しい、という思いがこみ上げる。

本当に

情けない。




記事を通じて、少しでも誰かのお役に立てればと思っています。