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#50.病院でのメモの取り方

今日は2週間に1度の通院日。

妻が脳腫瘍を患った2018年8月以降、当たり前ではあるが、その後の入院や手術、そしてセカンドオピニオン時などには毎回メモを取るようにしている。

ただ当初は普通に紙のメモで取っていたが、途中で方法を変えた。

どのように変えたか、今回は私のメモの取り方を紹介したいと思う。

まず私が使っているものはiPad mini(第5世代)とApple Pencil(第1世代)。


正直、iPadは何でもいいと思う。但しApple Pencilが使える機種であることが必須(古い機種だとApple Pencilが使えないことがあるので注意)。

またアプリはNotability(ノータビリティ)。

ちなみにiPhoneを持っていれば、NotabilityはiPadとiphone両方で使えるので、メモを取った内容をiphoneで見ることも可能。

私のスマホはiPhoneなので、主治医やセカンドオピニオンで言われたメモ内容をiPhoneで確認することができる。

メモアプリは正直たくさんあるのだが、私がなぜNotabilityを使っているのかというと、メモと同時に「音声を録音できる」から。

私はいつも、メモと同時に主治医などが言った内容を録音し、後々聞き返している。

その時には疑問や不明に思わなかった内容も、後ほど聞き返して見れば疑問や不明に思うこともあり、次回通院日にその疑問や不明な点を聞くようにしている。

またその時の記録として、メモし忘れることを防げる意味でも良い。

*  *

ちなみに私は病院用として「Notability」アプリ

仕事用・自己学習用として「GoodNotes5」アプリ

他のプライベート用には「純正メモ」アプリ

をよく利用している。

今までは紙でメモを取ることが多かったが、アプリを利用することで「メモ自体の紛失を防げる」ことや「いつでもメモした内容を見ることができる」ことから非常にオススメと思っている。

特に私の中で優先順位の高い「妻の闘病を支える」意味でも、主治医から聞く話やセカンドオピニオンでの話は大事な内容なので、紙のメモはどうしても不安だったが、「Notability」を利用すると「音声」も記録できるので、万が一メモし忘れがあっても、後ほど音声で聞くことができるので安心だ。

仕事用で使っている「GoodNotes5」には音声録音機能がないが、仕事のスケジュールは全てこのアプリ内に入れており、iPhoneからもスケジュールの確認が可能なので、私が急に仕事を休んだとしても、他の方への引継ぎが容易にできる(自身のスケジュールをPDF化しメールが可能なため)。

がん闘病中の方やその家族は、どのように主治医の話などを記録しているか非常に気になるので、もし可能であれば教えて欲しい🙇‍♂️

*  *

「がん」と診断され、主治医からその説明を受けても「がんと診断されたこと」の衝撃や動揺で主治医の話など頭に入ってこない方が多いのではないだろうか。またどんなに丁寧な説明を受けても、医学的に専門的な内容が多いと思うので、主治医から「何か不明な点、質問はないですか?」と言われても、はっきりと答えれないケースが多いと思う。

ただ「がん」と診断された後の初動は非常に大事だと思う。

特に最初の主治医の治療方針(ファーストオピニオン)は大事だと思うし、またその後の長い闘病生活の中で、主治医が提案する内容や説明を記録していくことは大事なことだと思う。

一つ一つ主治医が言っている言葉を理解するために調べ、がんという病気に対する知識を身につけることは、今後闘病をおこなっていく上で必須。

私のやり方が正しく、ベストであるとは言えないが、私なりにはこの方法で情報を逃すことなく記録できているので満足している。

もし良ければ、私のやり方を参考にしてもらえればと思う。



記事を通じて、少しでも誰かのお役に立てればと思っています。