整装待发ーー会社に干された時、私がしてきたこと

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【整装待发】

ピンイン：zhěng zhuāng dài fā
意味：仕度が整い、出発を待っている様。
　　　十分に準備が出来たということ。

『会社に干された時、私がしてきたこと』

　贅沢な話かもしれないが、「ひょっとして会社に干されたのではないか」と心配するぐらい仕事が暇だった時があった。
　所謂「社内ニート」の状態。
　出勤しても予定は何一つ無く、メールボックスに届いているのはメルマガだけ。
　電話も鳴らない。郵便物を渡されても、開いてみればただの広告。
　「何か手伝えないか」と上司や同僚に尋ねても、返ってくる返事は「特に」、「別に」。

　エクセルを開いては閉じ、これでもかというぐらいデスク周りの掃除を繰り返した。
　30分に一回はお手洗いに行った。
　ようやくもらえた仕事を、2倍、3倍の時間をかけて作業した。

　楽だと思えたのも最初の頃で、このような日々が一週間、二週間と続いたある日、とうとう苦痛を感じるようになった。
　「何の為に働いているのだろう」
　「会社にとって、私はいらない存在なのではないか……」
　そう思うようになり、暇であるにも関わらず、日に日にやつれていった。

　ある日、何とかしてもこの状態から抜け出さねばと、「仕事　暇　やる事」と検索してみた。
　次の瞬間、「仕事が暇な時にやれること」といった記事がたくさん出てきた。
　どうやら私のような状況に陥った人は世の中にいっぱいいるようだ。