DAY③総費用45万🇱🇺パリからルクセンブルク日帰り旅
ボンジュール!
趣味が海外旅行の社会人です。
GWフランス旅3日目。
本日はパリから日帰りでルクセンブルク観光。
朝から晩まで遊び倒し、エッフェル塔のシャンパンフラッシュで一日を締めくくる。
<大まかな行程> 本記事は太字
1日目:モンマルトルの丘・ルーヴル美術館
2日目:ヴェルサイユ宮殿・エッフェル塔・アンヴァリッド(ナポレオンのお墓)・コンコルド広場・エトワール凱旋門
3日目:ルクセンブルク(日帰り)・エッフェル塔のシャンパンフラッシュ
4日目:ノートルダム大聖堂・サントシャペル・コンシェルジュリー・バスティーユ広場(マルシェ)・シャンゼリゼ通り(歩行天)
▼前回の記事
鉄道に乗ってパリからルクセンブルクへ
高速鉄道TGVは音も静かなことに加え、車内もかなり静か!家族連れも小声で話しており、このへんは先進国というか日本みたいな感じ。
他の国では車内でも大声で話したり、電話したりするのが当たり前だったため、ある意味新鮮だった。
あまりの静けさに僕の携帯もマナーモードにする。
車窓はしばらくすると緑一面の世界へ。
さすが農業大国フランス。平地の緑も綺麗。
出発から2時間ちょっとで知らない間に国境を越え、ルクセンブルクへ。
思えば初めて陸路で国境を越えた!万歳!
ルクセンブルクは要塞都市と聞いていたが、さすがにまだ地方は平面で緑豊か。放牧もしていた。
ルクセンブルクは都会の洗練さもありながら静かで落ち着いた雰囲気。
降りてすぐにでも治安の良さがわかる。
そして道がきれい!ゴミが落ちていない!
ゆとりを感じる。
ルクセンブルクは国家ですよ!
帰国後の仕事始まりでいつものように
「今回はどこ行ってきたの?」と聞かれたので
「フランスとルクセンブルクに行ってきました!」と答えると、皆口を揃えて
「ルクセンブルクって国なんだね!」
と言い、ルクセンブルクが国として認知されていないことに驚いた。
かく言う僕は、ルクセンブルクというと、
「一人当たりのGDPが世界一で裕福な国」というイメージしかなく、それ以外の印象は無かった。
なんとバスや路面電車などの公共交通機関が無料!
地理的には、フランス・ドイツ・ベルギーという大国に挟まれ、神奈川県ほどの面積しかない小さな国。
首都はルクセンブルク市で、かつては要塞都市として栄えた。
公用語は、ルクセンブルク語・フランス語・ドイツ語。街中ではフランス語をよく耳にした。
(そうはいっても、これら3ヶ国語の区別は挨拶程度しかつかないのだが)
歴史的にも地理的に見ても、大国に翻弄され続けた過去を持つが、今では国際機関を積極的に誘致し、小国ながらも国際的地位を高めるまでに至る。
駅から市街地へぶら〜り
歩いているとパイプオルガンの音が響いており、音の鳴る方向へ足を運ぶと立派なノートルダム大聖堂が!
ゴシック建築のツンツンとした外観、
ロマネスク様式の力強い空間、
ステンドグラスから漏れる光、
そして教会内に響き渡るパイプオルガンと歌声との豊かなハーモニーが渾然一体となって、すべてが美しかった。
だんだんと雲が厚くなってきたので、青空が見えているうちに世界遺産に登録されている旧市街周辺のグランド地区まで足を急ぐ。
うっとり。これが中世の街並みか!?
憲法広場から徒歩10分弱。
断崖から覗くと絵画のような景色が辺り一面に広がる。
ここはグランド地区。そこには中世の街並みが残っており、まるでタイムスリップしたかのよう。
高低差の迫力と中世の街並みの美しさが相まって、写真とムービーを撮る手が止まらない。
そして、ルクセンブルク観光名所の一つであるポックの砲台へ。
チケットはまさかの時間制。
12時入場のチケットを買ったが、しれっと11時半入場の列に並び、入ろうとしたが機械が反応しなくてしっかりと管理されていた。
ヴェルサイユ宮殿はしれっと1時間早く入れたのに、ルクセンブルクはしっかりしている。
人生初のルクセンブルク料理!
ルクセンブルクに来た以上、ルクセンブルク料理が食べたい!
ということで、アルム広場にある地元でも定評のあるルクセンブルク料理のレストランへ。
ルクセンブルク料理を食べたいと思ったものの、正直何を頼めば良いか分からなかったため、店員さんお薦めのルクセンブルク名物だという逸品とルクセンブルクの白ワインを注文。
人気店のようで、自分が入店した後は次々とお断りしていた。
店員さんが話しているのはフランス語?
ルクセンブルク語の「モイエン」(こんにちは)という言葉も聞こえたが、「ボンジュール」「メルシー」と挨拶している頻度が高かったと思う。
調べてみたら、ルクセンブルク語のありがとうも「メルシー」らしい(笑)
ルクセンブルクでは、人によってきっと第一言語が違うため何語を使えばいいのか分からないが、フランスで散々「ボンジュール」と「メルシー」を使っているため、英語よりも先にフランス語でお礼を言ってしまう。
「メルシー」がルクセンブルク語でもあるのが救い。
エレベーターで崖下の旧市街を散策!
さっきは崖の上から旧市街を覗いたが、次は実際に旧市街の街並みを歩いてみることに。
ご覧いただいているように、要塞都市のルクセンブルクは街の高低差がすごく、その風景だけで絵になる光景が広がっている。
その分、登り下りの移動を快適にしてくれるのが、無料のエレベーター!
崖下の街並みは閑静な住宅街。
のどかで川の流れや鳥の囀りが聞こえてくる。
こんなところで老後を暮らすのもいいかと思った。
…が不便かもしれない。
でも公共交通機関が無料だから移動も苦ではないか。
とにかく緑と川など自然が豊かで、そこに中世のような街並みが溶け込んでおり、落ち着いたのどかな雰囲気にひたすら心が癒される。
華やかさよりも、人と自然が共存する確かな人の営みが存在している。
閑静な住宅街を歩き、次はバスで崖の上から見ても一際目立っていたサンジャン教会へ向かう。
バスはもちろん無料。
ゴシック建築のツンツンとしたとんがり屋根が目を引くが、教会の中に入ると意外と控えめな空間。
ノートルダム大聖堂のような華やかさはないが、ずっしりと落ち着いた静かな空間が広がっていた。
少し歩くと渓谷があり、川のせせらぎが心地よい。崖下から崖上を眺めると改めて断崖絶壁かつ要塞都市として栄えた迫力があった。
その後は崖上にあるお昼を食べたアルム広場に戻るため、歩いて坂道を登った。急勾配!!!
降りはエレベーターで楽ちんだったが、帰りは近くにエレベーターがなかったため、急勾配の坂道をひたすら登る。
やはりヨーロッパ旅はハードだ。
ルクセンブルクでも日本は人気?
小休憩を兼ねて、ルクセンブルクの有名菓子店オーバーワイズへ。
ちょうど雨が降ってきたタイミングと重なり、店内はすっごい人。
整理券を取って、番号を呼ばれた順に注文を取ると言う面白いスタイル。
ルクセンブルクはチョコレートが有名ということで、チェリーとチョコのタルトを注文。
コーヒーを頼むと68%カカオのチョコレートもついてきた。嬉しい。
オーバーワイズの目の前には我らがユニクロもあった。
ルクセンブルクにもユニクロがあるなんて!
そして大繁盛。日本人として嬉しい。
ユニクロの店舗前では抹茶アイスも販売しており、そこも大行列。
パリでもそうだが、ルクセンブルクでも日本食が人気のようだ。駅中の売店にもお寿司とかちらし寿司とかも売っていた。
アドルフ橋は橋が二重?
賑やかなアムル広場を離れ、アドルフ橋へ。
アドルフ橋は車や路面電車が通る地上の陸橋とは別に、さらにその下には遊歩道がある。
ルクセンブルクを発つ前に温かいものが食べたかったため、駅前にあったイタリアンレストランに入った。
指差しで選んで注文するスタイル。
バジルと肉が入ったパスタにジェノベーゼソースとチーズをかけたもの。
美味しかったけど、だんだんしょっぱくなってきて半分ほど残してしまった。ごめんなさい。
欧米圏に関わらず、海外の一食の量はいつも多い。
だからみんな身体がでかいのか?(身長とか)
ルクセンブルクからの列車は、改札もチケットの検査も何もなかった。
無賃列車とか大丈夫なのか?
全席指定だし車掌さんの見回りもあったから問題ないのだろうけど平和だ。
思いつきでエッフェル塔のシャンパンフラッシュへ
21時13分、定刻通りパリ東駅へ到着。
このまままっすぐ帰っても良かったのだが、日没後の00分にエッフェル塔が5分間シャンパンの泡のように光るフラッシュタイムがある。
この時期の日没は22時のため、見るにはちょうど良い時間!
というかこれを逃すともう見られないだろう。
そう思いエッフェル塔最寄駅までメトロで移動。
エッフェル塔周辺には多くの観光客がシャンパンフラッシュを待っている。
ワインの売り子販売もあり、やっぱりフランスだなと思った。
そして22時00分!
WOWという歓声と共にキラキラキラキラ…
たった5分だけだったが行ってよかった。
今日はルクセンブルクDAYだったが、一日の締めにはしっかりとパリを堪能できたのも満足度が高かった。
本日の旅費
◆現地
・朝食 1,351円
・ポックの砲台 2,257円
・昼食 6,257円
・土産 1,268円
・カフェ 1,894円
・夕食 2,519円
・合計 15,546円
◆日本で支払い済み
・鉄道(パリ〜ルクセンブルク) 23,647円
明日はいよいよ最終日!
ステンドグラスが美しい教会サントシャペル、歩行天のシャンゼリゼなど、ミッションは盛りだくさん!
本日もご覧いただきありがとうございました。
メルシー♪
4日目へ続く…
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