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三色旗の歴史

【赤白青】
(オランダ、ロシア、フランス、ルクセンブルク、スロバキア、セルビア、クロアチア、スロベニ)

17世紀の西欧、オランダという若い国が強大な海洋力で世界各地に植民地を作り、すぐ世界の海上覇者となりました。統計によれば当時世界合計2万隻船の中に、オランダだけで1.5万隻を占めしていました。船は広い海で航海している時掲げているのは判別しやすい赤白青の三色旗でした。この後、欧州多くの横しま模様の旗はこのオランダの旗を参考して作られたものです。(ルクセンブルク)例えばロシアの白青赤の3色旗はピョートル大帝がオランダの旗を真似して設計しました。

左:ロシア 右:オランダ

19世紀欧州革命が起き、オランダの隣フランス人はたてしま模様の赤白青3色旗を掲げ王政を打倒しました。欧州多くの縦模様の三色旗のインスピレーションはこのフランス旗によるものです。(イタリア、ベルギー、アイルランド)

【赤白緑】
(イタリア、メキシコ、ハンガリー、ブルガリア)

最も知られているのはイタリアの旗でしょう、しかし、色の由来はすでに不明となっているが、多くの学者はイタリア最初の旗はフランス革命時の赤白青三色旗、その後青色は緑色に変え、今の国旗となりました。

左:イタリア 右:フランス

【赤黄黒】

オランダとフランスは多くの土地を支配していました。19世紀ベルギーはオランダから、ドイツはフランスからの支配を独立しようとしました。ドイツ人曰く流血の抵抗を通じて暗黒の時代から自由な金色の光を得ると。長き流血の抵抗を経て、ベルギーとドイツは勝利を得ました。この歴史を記念するため、鮮血の赤、暗黒/死者の黒、光の黄を国旗の色に選ばれました。

左:ドイツ 右:ベルギー

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