動物を飼うということ~Part2~
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さて。山中から4匹の子猫を段ボールごと保護したは良いものの...
なんせまだ、手のひらより小さいくらいの子猫。しかも相当衰弱している。
とにかく何かお腹に入れないと。と思い、近所のドラッグストアで猫用ミルクと子猫のエサとシリンジを買ってきました。
1匹ずつ手に取り、膝の上に敷いたタオルの上に乗せ、温めた手でマッサージしてやりながら、濃いめに解いたミルクを口の中に入れようとするも...
お母さんのおっぱいじゃないから、嫌がる嫌がる。簡単に飲んでなんてくれない。
それでも飲ませないと死んでしまいそう...
あっちも必死だけど、こっちも必死なんだよ。
1匹に5滴程のミルクを飲ませて。ガビガビにこびりついた鼻水や目やにを、ゆっくりお湯で湿らせたタオルでふやかして少しづつとってやって。約30分。
家事や子供のお風呂の合間に、4匹何とか済ませたと思ったらまた次の1クール。こんなことを繰り返して。
我が家に来てから4時間後。やっとやっと、1匹がおしっこをしてくれました。ほんっとに、ホッとした~。
続けて2匹目。3匹目...と、おしっこが出た。
おしっこが出て、元気になった子は、子猫用のエサをお湯でふやかして、ペーストにしたものを、シリンジで少し摂れるようにもなってきました。
元気が出てきて、段ボールを飛び越えて外に出る子まで出てきました。
よし、この子達は大丈夫。どうにかなる。
問題は、1匹だけシャム風の、一回り小さな子。この子だけはおしっこが出ない。ミルクもほとんど飲まない。鳴かない。ずっと寝てる。
この子は、もしかしたら...この夜を超えられないかもしれない...
私はうっすらそんな風にも思い始めていました。
でも、せっかく出会った命だから。最期まで見届けてあげたい。
あまりにも体力差が表れてきたので、その子だけを別箱に移し、周りに柔らかいタオルを敷き詰め、膝の上に乗せてゆるく温めながら過ごしました。
その日はほとんど寝れませんでした。寝ようとも思いませんでした。
元気が出てきた3匹には、夜中に3回程ミルクをやり、おしっこシーツを取り替えたりして過ごしましたが、隔離した1匹についてはただただ眠り続けるだけで、ミルクもほとんど飲まずにいました。
明け方、かすかな声が聞こえました。隔離したチビシャムが、身じろぎしながら何かもぞもぞ口元を動かしてる。今、チャンスかも!!
そう思った私は速攻でミルクを作り、チビシャムの口をこじ開けて飲ませてみたところ...
ようやく、飲み下してくれました。
あぁ、やっと。やっと飲んだ...
そのまま5滴ほど投入。どうにか、この子も飲んでくれた...
どっと肩の力が抜けました。一晩、超えられた。この子も、行けるかもしれない。光が見えた瞬間でした。
その後、元気になった3匹は、車で隣町の愛護団体さんへお願いして里親探しと一時保護をお願いすることができました。
が…衰弱しきっていた1匹は、1時間のドライブに耐えられないかもしれない、という思いもあり、また、小学校3年生の息子の強い希望もあり、我が家で引き取ることにしました。
が、そこからが大変だった...
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