女子のお悩み...

ヨガをやると、生理痛が軽減しますか？

…女性には必ずある毎月のお悩み、生理痛。

18年以上ヨガインストラクターを続けてきて、最も多い相談の1つです。

生理痛を軽くしたい。

できるだけ生理の日を少なくしたい。

経血の量を減らしたい...

人によっては、腹痛のみならず、頭痛や吐き気、やる気の低下、イライラ等様々な症状を引き起こします。

かく言う私も、ヨガに出会う前は、毎月のこの時期はイライラと腹部～腰の鈍痛がひどく、集中力散漫によるミスが続いたり等して、憂鬱でなりませんでした。

冒頭の問いに対する答えは、実はわかりません。

ただ、ヨガをやることにより、自己観察ができてくると、自分自身が抱え込んでいるストレスを、明確に自覚することが出来ます。

そう、現代人は自覚のないストレスをため込んでいることが多いのです。

だから、いつの間にか、原因不明の不調に陥る。

でも、それは『いつの間にか』ではなくて、身体からのサインはそれ以前に随分出ているはずなんです。気づけなかっただけで。

ヨガをやることでしっかり自己観察が出来れば、『気づく』ことが出来ます。

気付かないストレスは手放すこともできませんが、気付いたストレスは、手離すこともできます（もちろん、すぐに全て！というわけにはいかないでしょうが）。

なので、まず気づくという大前提ができるヨガは、生理痛軽減のきっかけになる可能性を十分秘めていると言えると思います。

また、ヨガにより、骨盤周りの筋肉をしっかり鍛えることが出来れば、血行が改善され、経血の排出をスムーズに促すことが出来ると思います。

子宮も筋肉ですから、収縮・弛緩により、弛緩して経血を排出したり、収縮して整えたりするのですが、それらを私たちが自らの意思で行うことはできません。

が、ストレスを軽減させ、自律神経を整えることにより、その収縮・弛緩のバランスが整っていくことにより、余計な痛みが軽減するということも、考えられます。

また、骨盤周りの筋肉を自分の意思で緊張・弛緩させることにより、自分の意思では動けない子宮に刺激を与えることもできると思います。

ヨガをやると、生理痛が軽減しますか？

の問に対する答えは、『なると良いですね！』です。

ツラい時期を早く乗り切るコツと骨盤周りの筋トレについての動画はこちら
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