(ゼロ)Zeroda Zeroco a.k.a. Zero Bluecoat

Zero Bluecoat、またの名をぜろ田ぜろ子ともうします。嘘音楽やらなんやらをで…

(ゼロ)Zeroda Zeroco a.k.a. Zero Bluecoat

Zero Bluecoat、またの名をぜろ田ぜろ子ともうします。嘘音楽やらなんやらをでっちあげています。 こちらにも、でっち上げた曲がございます https://soundcloud.com/zero-bluecoat

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九月の或る夜に思った事

出来る事ならば、わたしは理想主義者であろうと心がけている。人間という生き物が持つ様々な欠点を乗り越える為には、実現が不可能であろう程の理想が必要だと考えるから。 同様にわたしはアナキストでありたいとも思う。実現不可能な世界を夢見て、その一点を目指さなければ、わたしたちはただの奴隷であると思うから。 わたしはローマン・カトリックの信徒でもある。大人になってからかなり経って、自分の意志で洗礼を受けた。ヒエラルキーの始まりのカトリックの一員である事と、先に書いた事柄は矛盾しながら

    • 心のとどかぬラヴ・レター

      "King"エルヴィスの1962年のヒット曲、Return to Sender。とても良い曲で大好きです。曲自体の良さもあるのだけれど、歌詞に妙なリアリティがあるところが好きな理由です。 「彼女に手紙を送ったら、受取人不明で送り返されちゃったよ」という実にしょうもない話なのですが、 「差出人戻し 住所不明 該当番号なし 該当地区なし」と「彼女」が表書きに書いて突っ返してくるという「お前、なにやらかしたんだよ」という位に嫌われちゃっている、実に悲痛な内容なのです。曲自体は明る

      • 感傷的

        時々、感傷的すぎる自分に辟易することがある。 「なんて甘いんだ。なんてナイーブなんだ。そんな風だからお前は」と、その度に自分を罵るわたしもいる。 例えば、ひとりぼっちで宇宙へ行った犬のライカや猫のフェリセット、アルバートやハムといった猿たち。子供の頃に「科学の足跡」として彼等のお話を知った時から、時折、ものすごい寂しさのような感覚に捕らわれるようになった。 彼女や彼は混乱と絶望の中で何を見て何を思ったのだろう。 例えば、大雨が打ちつける窓から見かけた青暗い街、小さな子供の

        • いつも心にロックンロールを

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