Sayonara,The Japanese Farewell Songの謎~絵葉書音楽の寄り道
大抵の方ならとっくに見抜かれているとは思いますが、わたしの「絵葉書音楽」という考え方の原点というか、旅の始まりは細野晴臣氏(と言うよりも「Mr.ハリー細野」)の一連の「トロピカル」シリーズと、大瀧詠一氏(こちらも「Mr.イーチ大滝」)の「分母分子論」へと至る、一連の日本のポピュラーミュージック考察からでした。
これまでのわたしの人生で幸運だった事はあまり無いのですが、「若い時にこの盤に出会えて良かった、ラッキーだった」と思える一枚が細野さんの名作「泰安洋行」です。異色に思えた