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骨盤回旋することで厚底シューズの恩恵を受けることができる

1日に2回もラーメンを食べたら、さすがに顔がパンパンに浮腫みました。こんにちは、高岡です。

さて、今日は骨盤を回旋することによって厚底シューズの恩恵を受けることができるよ!というお話をしていきます。

こないだのハーフでは、上り坂こそ厚底シューズの扱いに手こずったものの、残りの5kmではそれなりに厚底の恩恵を受けながらペースアップして走れました。

そこで今日は、厚底の恩恵とは何ぞや?ということから、なぜ骨盤を回旋することによってその恩恵を受けることができるのか?ということについてお話ししていきます。

それでは始めましょう🙌

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▼厚底の恩恵は
ロッカー構造にあり
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厚底シューズがもたらしてくれる恩恵というと、あなたはどんなことを思い浮かべるでしょうか?

もしかしたら人によっては「着地衝撃が小さくなる」ということもあるかもしれません。

ただ、この着地衝撃への「恩恵」に関しては「取り扱い注意」といえます。

というのも、この恩恵におんぶ抱っこになってしまうと、自分自身の「着地衝撃を軽減する走り方」がなおざりになりかねないからです。

たしかに着地衝撃を軽減してくれはします。だけど「着地衝撃の軽減」というタスクを厚底シューズに外注しすぎると、自分自身の機能やスキルが錆びつきます。

ですから、たまに裸足感覚のフットウェアで自分自身の機能やスキルを整える必要があるわけですね。

こちらの記事もチェック
「40歳以上のランナーが絶対に履いた方がいいフットウェア(履物)とは?」
https://zerobaserunning.jp/post/footware-for-over-fourty-runnners

ゼロベースランニングHPより

ただ今日は「やっぱり裸足感覚のシューズを活用した方がいいよね」という話をしたいわけではありません(それはそれで大事なことだけど)。

僕が考える厚底シューズの「恩恵」は、着地衝撃の軽減よりも「ロッカー構造」にあると考えてます。

着地衝撃の軽減に関しては、とりあえず間に合ってます。裸足でフルマラソンを走るくらいですので、その機能とスキルは持ち合わせています。

ただ、この「ロッカー構造」に関しては、僕の身体の機能やスキルでは再現できません。素手で戦うのと銃で戦う、そんな感じのギャップがあります。

つま先部分の反り上がっているVanish Carbon(ALTRA)

ロッカー構造とは、つま先部分が反り上がっている構造のことをいいます。

「ロッカー」とは「転がる」こと。ロッキングチェアをイメージしていただけるとわかりやすいかと。

このロッカー構造こそが厚底シューズの「恩恵」で、厚底シューズを使いこなすということは、このロッカー構造を使いこなす、と同義だと僕は考えてます。

もちろん、厚底ミッドソールの高反発感だったり、カーボンプレートによるミッドソールの剛性向上だったりも「恩恵」と考えられますが、それらは全て、この「ロッカー構造」の引き立て役。

大袈裟な表現かもしれませんが、僕はそれくらい、このロッカー構造が厚底シューズの「恩恵」で、これをいかに使いこなすか?がポイントだと考えています。

で。

ここからが今日のもう一つのテーマで、実は骨盤を回旋することによって、このロッカー構造を駆使して、一歩の推進力を高めることができるんです。

これ、どういうことかというと…こちらの動画をご覧ください。

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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員