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答えを教えすぎるのも...の話

<おじさんDX Vol 310>

「答え」というと、少々烏滸がましいですが、あまりにも教えすぎると職場で弊害が出て来るのです。


✅考えなくなる、覚えなくなる

聞けば答えがすんなり入手出来るとなると、自分で考えなくなる傾向にあります。分からない事は「聞く事」が重要なのですが、その際にも「多少は自分で考えて」分からない箇所を特定していかないと、理解力が上がりません。

同じような質問を何度も受ける事にもなりますし、少しずつでも把握していかないと自身の成長にも繋がらないのです。

「聞けばいいや」が、いつの間にか「覚えなくても良い」に変換


✅応用が出来なくなる

考えるというコトは重要な位置を占めています。分からない事があった際に「自分なりに考えるコト」は、たしかにその瞬間のスピードは落ちますが、考える習慣が付くと、自分の中でノウハウが溜まっていきます。

そういうモノだからと単純にとらえてしまうと、少々条件が違う場合、応用が利かなくなるのです。

つまり、イレギュラーに弱くなる。

単に考えればよいのではなく、ある程度の方向性を把握した上での考えになります。考え方が浸透していないと、全く違う方向になり「考えたのに...」と誤解されます。


🍀上司となる人は、考え方を浸透させるのです。
🍀スタッフの考え方が違うのは、浸透させてない上司の責任。
🍀教える感覚から「引き出す/導く」感覚へ


✅自分なりに掴む必要性

何もかも答えが教えられてしまうと、学習する機会が少なくなります。難しく考える必要はないのですが、自分なりに掴んだノウハウというのは、強い味方になるケースがあります。

良いと思う手法を聞いたとして、実際にやってみると違うことがあります。

簡単に手にしたよりも試行錯誤して掴んだノウハウの方が身に付く

全ての条件や環境など何もかも同じでは無いのです。同じことをやっている筈なのに、上手くいく人とそうでない人が、見られますよね😅


✅考える力+再現力が必要

安易に答えが与えられるようになると「教えてもらう」コトが当たり前になります。中には「教えてもらえないから出来ない」のような思考になる可能性もあるのです。

考えるのは、再現する為です。考えるだけで満足しても、実際に再現しようと行動しなければ、結果が付いてきません。

あまり答えを教えすぎるのは、

学ぶ機会を奪います。
考える力を劣化させます。
再現力も成長させる事が出来なくなります。



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