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生産性と失業率から勝手な想像をした話

<おじさんDX Vol 314>

生産性を向上させよう!と取り組んでいる最中においても、疑問に思うことがあります。極端な考え方なのですが、生産性と失業率についてです。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/covid-19/f/f01.html

日本は他国と比較すると、ここ30年給与が上がるどころか下がっているのですが「失業率」は低い状況ではないでしょうか。


従業員の給与を増やすことは、限られた原資の中で分配されていきますから、原資がないとそう簡単ではないと思います。

給与を増やすのは良いとして、どのように原資を確保しますか。
少々見方を変えると、まかり間違うと失業者を増やすことに繋がっていくのかな?などど思ったのです。


「1人でも多く雇用するのが地域貢献」と考える私ですが、沢山雇用したからと言って、必ずしも売上が増える訳ではありませんから、原資を考えて雇用数を調整しているのが実情です。


「同じ売上げだから雇用数は、少なくて良い...」となると、給与を支給している会社は、人件費削減でメリットが出てきます。働く側にしてみれば、仮に「2倍の従業員1人当たりの売上」を作ったとして、月給は2倍になるでしょうか。

最低賃金はあっても、最高賃金の規定はない😅


もちろん月給が確保できるだけの売上げや利益は必要です。生産性向上を従業員1人当たりの売上げに着目し過ぎるのも考え物なのです。

経験上、人手を少なくした方が数値は上がりやすいです。

ただし、同じ業務量ですとかなり過酷な状況になります。プラス総売上は増えずに減ってしまいます。

売上は右肩上がりで伸びていないのですから...限られた原資を何人で分配するのか...。

「人員を減らしますので、従業員の給与はアップしますよ!」

と、言われて素直に喜べますでしょうか😅


食料で例えると、少ない人数ではお腹いっぱいになっても、大勢になると量が不足するのと同じ。それなら全体の量を増やせば...となりますが、どのようにして増やすのでしょうか。

1人当たりの食糧を減らして、全員に行き渡るようにするにも限界があります。横で食べられない人を見て、自分だけが腹いっぱい...。なかなか厳しい状況です。

雇用も同じく、あまりにも生産性重視になっていくと、なんだか社会情勢が不安定になりやしませんか。労働の流動化と言われていますが、一時的にでも「失業」となると結構つらいものがあるのが、経験だったりします😅


日本の生産性が低いのは、懸念事項ですが「限られた原資を分けて失業率を下げてきた背景もあるのかな?」などど、勝手に想像しているおじさんの戯言でした。


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