【働き方】自己肯定感の低い社員へ
<おじさんDX Vol 558>
「自分はこの会社や職場に必要ではないのではないか...」
誰に言われた訳でもないのに、そうつぶやく社員から相談を
✅全員が花形や主役ではない
関わる仕事でも花形部署や役割ではないケースがあります。
売り上げ等の数値で成績が評価されるような業態では、数字の分かりやすさが時として自己肯定感を下げていくのです。
小売りにせよ営業にせよ叩き出した数字と言う売り上げの金額で優劣が決まるかと言えば、実はそうでもないのです。
何も数字を蔑ろにするという意味ではなく、その数字がどうやって作られているのかに着目する必要があるのです。
✅数字はどうやって作られているのか
分かりやすく言うと、数字は「裏方的な働き」があってこそ作られます。
私も販売員としての役割があった時期がありますが、その数字はどうやって作られているのか…とある出来事で考えるようになりました。
たしかに売上を作るコトで注目されたり、高い評価を得られますが、個人の力だけではありません。
例えば、
その他にも、
✅商品を運んでくれる。
✅商品を作ってくれる。
✅商品を納入してくれる。
✅総務や経理、人事等の担当部署の協力
これらの取引先をはじめとした関係者の協力があってこそなのです。
会社組織でも数字という売上を沢山作っている人に注目しがちですが、それは「売る係」としての役割に過ぎません。
一から百まで自分で構築しているのではないのです。
若かりし頃の私にはそれが見えなかったのですが、幸か不幸か大量退職による人手不足によって、それまでの「売る係」だけ以外の業務も関わるようになり、どれだけ自分が周囲に支えられていたのか知るコトが出来ました。
✅自己肯定感の低い社員へ
仮にその仕事内容が「雑用」としても、自己肯定感を下げる必要はありません。
むしろ率先して雑用をこなすことで、周囲が雑用をする必要がなくなるのですから、周囲が自分の役割を全うするコトに集中出来る環境を作っています。
仕事は、自分の為でもあり、他人の為でもある。
利他の精神とは、こうした地味な活動からも生まれていくのです。
花形や脚光、注目を浴びるような仕事内容ではないかも知れませんが、私はこうした地味な活動をしてくれる社員に注目しています。
組織にとってこれほど重要な仕事はないと思うのです。
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