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【働き方】クラッシャー上司の存在リスク

<おじさんDX Vol 559>

未だに…と言いますか、ここ最近大手企業での内部告発等によって、パワハラ問題が露見して来ています。


✅クラッシャー上司が存在すると…。


どこの職場でも…とまでは言いませんが、特定の職場で退職者が多いのは、クラッシャー上司が存在する可能性があります。


パワハラ行為は「世間体」が悪いだけでなく企業としても大きな影響があります。

✅取引先からの取引停止
✅社員からの三行半
✅メディアやSNSでの拡散
✅株価の低落
✅会社の評判の低落

挙げればキリがありません。



✅財務的にも影響が多大


貴重な人材を失うのは損失です。

この損失を少し考えていくには、どれだけ財務的に損失をしているのかを考慮する必要があります。

✅社員を1人育てるのにどれだけ投資をしているのか

平均年収から考慮しても1人雇用するには、約400万円の給与の支給となりますし、会社負担分等やその他の経費も考えると初期投資はそれなりにかかっています。

人材教育だけでなく募集にも人手だけでなく経費が発生しています。

正直言ってあまり人様を金額で換算したくないのですが、ヒトの大切さを理解できない方には、「金額でどれだけの損失があるのか」明示した方が分かりやすいケースもあります。

仮に500万円/人とすると、クラッシャー上司はどれだけの損失を出しているのか…。それも勤務年数等も考慮すると、その年数分嵩んでいくのです。

また、優秀な社員や稼ぐ社員の場合は、その稼ぎもなくなるケースもあります。こうなるとその損失は莫大ですし、人を育てるには金額もですが人の手もかかります。

その人の手も無料ではないのです。



✅クラッシャー上司は即退場を!


企業にとってクラッシャー上司の存在はリスク
です。

財務的に失うものが大き過ぎるのですが、自身がクラッシャーであることを認識していませんので、改善される見込みは期待出来ません。

どうして特定の組織においてパワハラ等で退職者が多いのか?

これは、その上司をその役割に据えている企業の体質なのです。


私が見てきた狭い範囲では、パワハラ問題等は、社内で内密に処理されていますし、パワハラを行ったであろう上司は、何のお咎めもなく存在し続けています。

これが世間に広く知られることになると...。
企業は、リスク回避のために適正な処分をするでしょうが、中には企業にとって都合の良い人物の可能性もあります。


実は、数件パワハラ問題で相談を受けており、該当する人物にパワハラ行為があったのではないかと調査していますが、当人への調査では大抵が…。

✅適正な指導の範囲である
✅業務遂行能力が低い部下への指導の一環である
✅社員の為と思って厳しく指導した結果である
✅自分のやり方は、「昭和的」だから...。

という何とも残念な回答があるのも事実なのです。


おかしいですよね...。

自己の正当性を主張するだけで結果責任を取らない…。


私は、こうした回答をする役職者に

✅『では、あなたへ私が同様の方法で指導しても良いですか?』

と、問うと一同ダンマリです。


人にされて嫌なコトを部下に行うのは、褒められたものではありません。


増してパワハラをされた側の退職理由は、クラッシャー上司であるという主張をしているのですからね...。


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