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父から子供達へ伝えたい『7つの習慣』 第2章:終わりを思い描く ~あなたに贈られる最後の言葉~

皆さん、おはようございます。

先日、末っ子に「次のお休みで何かしたい事はある?」と聞いて、
「うなぎ捕りにいきたい!」と言われ少し困惑しているZERO-ONEです。

うなぎ捕りなんかできる所あるんですかね?

ご存じの方いましたら、是非教えてくださいm(_ _)m
(息子は「クレヨンしんちゃんがうなぎ捕りをしていた」と言ってました)

さて、前回同様しばらくは父から子供達へ伝えたい『7つの習慣』シリーズになります。

前回は、7つの習慣の1つ目『主体的である』について書かせて頂きました。
何の迷いも無く「うなぎ捕りに行きたい!」と主体的に考え発言した5歳児の末っ子には感心しますw

では今回は7つの習慣の2つめ。『終わりを思い描く』についてです。

◎ 第2章:終わりを思い描く

前回の『主体的である』で主体的に自分の道を歩いてください。
とお伝えしましたが、ゴールの解らない道をただ歩くのはシンドイですね。

ゴールを知らずにただ歩き回るのは、『さ迷っている』と言えます。

そこで、今回はそのゴール(=終わり)を思い描くといった内容になります。

はい、では皆さん、自分が素晴らしい人生を生きていく上で終わりを思い描いてみてください。

・・・ ・・・ 

・・・ ・・・

「終わりがよく解らないです・・・」
「ケーキ屋さんになる?」
「俺はプロ野球選手になる!」

子供達に「終わりを思い描いてみて」と伝えると、自分の終わりが良く解らない人から、自分で終わりを明確に決めている人まで様々いそうですね。

シンプルに、ここでいう終わりは『死』です。

誰にも共通している終わり(=ゴール)です。
確実にその時はやってきます。(ちょっと怖いですかね?w)

先程例にあげた「ケーキ屋さんになる」とか「プロ野球選手になる」とかは終わり(=ゴール)では無く『夢』です。
それは決してゴールではありません。

夢を持つという事はとても大切な事です。
ですが、あくまで人生を生きていく上での、途中途中の目標になります。
(夢を1つだけではなく、何度も叶えている人だっているくらいですから)

例えば、『夢』をゴール(=終わり)にしてしまうと、夢が叶った瞬間に終わったという事になり、その後どうしていいか戸惑ってしまいますよね。

なので夢は夢でしっかりもって、その先の真の終わりを思い描くと言っているのです。

「子供にはまだ早いんじゃない?」とも思えますが、とても大切な事だと僕は思います。
そんなに怖い事を言っている訳ではありませんので続きを読んでください。

◎大切な人達から、最後に何と言われたいか

終わりを思い描く。
終わりは『死』であるという事ですが、つまるところ「もしも自分が死んでしまった時に、大切な人達から最後に何と言われたいか?」を思い描く。
という事です。

例えば、自分のお葬式を思い描く。
そこには家族や友人、仕事関係の人などが来ていると思います。

皆が自分に何と最後のメッセージを送るのか?

◇以下は僕が思い描くイヤな例です。

妻:「あなたは本当に仕事に一生懸命でしたね。子供との時間はあまり無かったですが、頑張っていたと思います。今までお疲れ様でした。」
僕:「しまった!もっと家族との時間を大切にしておけば良かった!」

友人:「お前は本当に立派だったよ。立派な家も車も手に入れて羨ましかったぜ」
僕:「それだけ?思い出は俺の所有物だけ?」

仕事関係:「あなたは本当に野心家で沢山の結果を残していましたね。あなたに負けないように頑張ります」
僕:「結果以外にも色々あったろ?あれやこれや教えて来たはずだぞ?感謝とかないの?」

こんなお葬式、最後のメッセージはイヤですね・・・

「あなたには色々教わり、本当に助けられてきました。」
「あなたがいてくれたおかげで皆本当に幸せでした。」
「あなたの背中を見て成長できました。あなたのような立派な人間になれるよう私もこれから努力します。」

などなど、最後にこんな風に言われたいなー。と思う事があると思います。

じゃあ、最後にそんな風に言ってもらえるよう、
「今から自分の日々の行動を改めよう!」という訳です。

なるほど。間違いないですね。

最後に自分の理想とする言葉をかけてもらう為には、今すぐにでも自分の行動を改める必要がありそうです。

◎根っこに理念をしっかりと持つ

では終わりを思い描いた所で、そこからどうするべきか?なんですが
それは、まずは『自分の根っこに理念をしっかりと持つ』という事になります。

理念とは、『こうあるべきだという根本的な考え方』です

最後に言われたい言葉を思い描く
 ↓
では日々どうすべきか?を考え改める
 ↓
自分の理念をしっかり持つ

といった感じです。

繰り返します、理念は『こうあるべきだという根本的な考え方』です。

例えば、誠実で、優しくて、勇気があり、などなど色々と思いつくと思いますが、注意点があります。

それは、理念には、特定の人や物などを置かないようにするという事です。

なぜなら、特定の人や物を置いた場合に何かしらの理由でそれを失った場合などに、先が見えなくなってしまうからです。

例えば

理念を『家族を大切にする』とした場合
→不慮の事故などで万が一家族を失った場合に先が見えなくなる

『貧しくなく裕福である(お金)』とした場合
→ケガや病気などでどうしても仕事ができなくなった場合に先が見えなくなる

といった感じです。

勿論、家族やお金などもとても重要な事ですが、それら重要な事は理念の周りに置き、中心(根っこ)には『誠実』『公正』『勇気』などの形の無い理念を置くことが重要なのです。

例えば下の図をイメージしてください。

中心に理念をしっかりとおき、その周りに自分にとって重要な事が置いてある状態です。
(周りに置く重要な事は人それぞれで違ってくるとは思います)

周りの重要な事を大切にする為にも、その中心には理念がしっかりとある状態です。

家族を大切にする為にも充実した仕事をし、ある程度満足の行くお金を得て、趣味にも没頭して夢も叶えていく。友人関係も良好に日々を過ごす。

その為には、中心に理念をしっかりと置き、理念に基づいて主体的に行動する。
というイメージです。

こうすれば、例えば「夢を叶えられなかった」「会社が倒産した」「家族に不運があった」としても、根っこ(中心)が崩れる事はありません。

是非、皆さんも自分の理念を考えて、上の図のように書き出し、手帳や部屋に貼る等してみてください。

この理念は一晩で考えれるような物ではありません。
そんな簡単に考え付く事ではダメだと本の著者は言っています。

じっくり悩みに悩み考えて、時間をかけて自分の理念を掲げてください。

理念を中心にしっかりと置き、主体的に行動を取り続け、終わりを迎えたならば、きっと自分に贈られる最後の言葉は素敵な内容になるのでしょうね。

では次回は『7つの習慣』の3つめ『最優先事項を優先する』についてです。

第1章の『主体的である』でどう歩くべきか?を知り
今回、第2章『終わりを思い描く』でゴールを知る事ができました。

ゴールまで歩いて行くのにこれから時間をかけて1歩1歩、歩いて行くわけですが、その時間の使い方について。
「ゴール(=終わり)までの時間をどう使うの?」という事について、次の『最優先事項を優先する』でお伝えしたいと思います。

早く知りたいですね。

ではまた。





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