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身体表現パフォーマンス~「生」を抱く「死」~
むかしむかし
宇宙が誕生したとき
同時に「死」が誕生した
地球が誕生したとき
ともに「死」も地球にやってきた
「死」と「生」は
同じイノチをわかつ双子であったが
「死」は「生」と出逢うすべを知らずに
「生」と出逢う日を待ちわびながら
大地に横たわり何億年も待ちつづけた
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永遠に止まってしまった"とき"のごとく
「死」はずっとずっと待ち続けた
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ある日のこと
朽ち果てた樹が「死」に語りかけてきた
『死よ!
おまえはいつまで「生」を待ち続けるのか
そうやって永遠に
おまえは「死」として死に続けるのか
わしを観るがよい
こうして朽ちていきながらも
「死」のなかに「生」を分かちあっている
だれもおまえを「生」に変えることはできない
おまえ自身が「生」として生きると決めるとき
おまえは「生」となるのだ』
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朽ち果てていく樹のことばで
「死」は知った
「死」として誕生したとき
すでに「生」を内包していたことを
「死」自身こそ「生」であったことを
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72699300/picture_pc_a8cf08d10770863d6f08803513cde8f0.png?width=1200)
目醒めのときは、突然訪れた
『そうだ!
わたしこそが「生」そのものだった
森羅万象の源「生」であったのだ』
![](https://assets.st-note.com/img/1645405522015-0H2OCdVnfs.jpg?width=1200)
「死」のなかで「生」が結ばれ
「生」が息を吹き返した
![](https://assets.st-note.com/img/1645405554812-NDhWTzjrDj.jpg?width=1200)
祝福のなかで
「生」と抱き合う「死」
死 は 生であり
生 は 死
わたし は あなた
あなた は わたし
「死」は 永遠の「生」となった
![](https://assets.st-note.com/img/1645405577071-vfEtlFxt6f.jpg?width=1200)
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