世界遺産「元離宮二条城」
京都の二条城といえば、歴史の教科書でもおなじみの観光名所です。また世界遺産に登録されたことで、海外からも大勢の観光客が毎年訪れます。徳川将軍家ゆかりの城にふさわしく、城内には国宝や重要文化財クラスの建造物あるいは絵画などが数多く残り、見ごたえも抜群です。
■東大手門
二条城の正門にあたり、現存の門は1662年頃の建築と考えられています。
■唐門
二の丸御殿の正門にあたり、切妻造、桧皮葺の四脚門でその屋根の前後に唐破風が付きます。
■二の丸御殿
東南から北西にかけて、遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の6棟が雁行形に立ち並ぶ御殿です。
■二の丸庭園
池の中央に蓬莱島、左右に鶴亀の島を配した書院造庭園です。1626年の後水尾天皇行幸のために作事奉行・小堀遠州のもとで改修されました。
■本丸御殿・本丸庭園
内堀に囲まれた広さ20,000㎡の本丸にある本丸御殿。貴重な宮家の御殿建築の遺構として重要文化財に指定されています。本丸御殿の南側の「本丸庭園」は、明治天皇の行幸の際に、枯山水庭園から大改造した庭園です。
■天守閣跡
本丸の南西隅には、かつて伏見城から移された五重六階の天守閣がありましたが、1750年に落雷により焼失しました。
天守閣跡から見ろ二条城全景
■清流園
京都の豪商・角倉家の屋敷跡から建築部材、庭石、樹木を譲り受け、1965年に作庭しました。
■二条城の堀
■東南隅櫓
二条城の外堀の四隅は、見張り台としての隅櫓が建てられ、普段は武器庫として使われていました。
■北中仕切門
内堀の南側にある南中仕切門と対になっています。規模もほぼ同じで、1626年頃の建築です。本丸西櫓門への通路を塞ぐ、防御上重要な門です。
■その他の風景
■美しい日本の風景
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