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美しい世界の風景

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今迄に訪問した世界遺産や世界のカメラスポット写真集を掲載しています。
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#イタリア

世界遺産「ポルト」

■ポルトガル第2の都市世界遺産の「ポルト」 ポルトガル第二の都市ポルト。ポートワインの積出港として知られています。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ貿易で栄え、ポルトガルの国名の由来にもなりました。 ■ポルトの歴史地区の夜景 ポルトの旧市街地は、1996年、「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。歴史地区の建築群は、エンリケ航海王子が道を開き、大航海の成功がもたらした莫大な富のあかしです。 ■リベイラ地区(Cais da Ribeir

世界遺産「ポンペイの遺跡」

■古代ローマの世界遺産「ポンペイの遺跡」 ポンペイが遺跡となったのは79年8月24日のこと。ヴェスヴィオ火山が突如噴火し、街を完全に飲み込んでしまいます。これにより、ポンペイは完全に地中に埋もれてしまいました。 火山灰が街を隙間なく覆い尽くしたことで壁画や美術品の劣化が最小限に食い止められ、結果として街は非常によい保存状態のまま保たれることになりました。 ■チケット売り場&お土産屋 ■マリーナ門 当時はこの門から500mほどの位置に海があったため、「海に続く門」の意味

ローマの「トレビの泉」

■ローマの定番観光スポット「トレビの泉」 ローマの噴水の中でもトレヴィの泉は、映画「ローマの休日」や映画「甘い生活」などでも象徴的に描かれた、定番中の定番観光スポットです。 ■コインの願い 後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶う、という言い伝えがあることでも有名。泉に背を向けて、右手にコインを持ち、左肩越しに投げるというルールです。しかし、コイン投げの由来は不明で、誰が始めたのかも分からないそうです。 ■トレビの泉の彫刻像中央に鎮座するのは、水を司るネプトゥーヌス

世界遺産「フィレンツエ」

■ルネサンスの原点の街世界遺産の「フィレンツエ」 フィレンツェはイタリアのトスカーナ州の州都であり、ルネサンス時代の数多くの傑作と建築で知られています。その代表的な観光スポットのひとつが、ブルネレスキの設計によるテラコッタ タイル張りのドームと、ジョットの鐘楼で有名なドゥオーモ(大聖堂)です。 ■サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 この大聖堂は巨大なドームが特徴でルネサンス建築を代表する建物です。 キリスト教カトリックの教会で、花の(聖母)マリアの意味が込められており、

サンタンジェロ城

サンタンジェロ城は、ローマのテヴェレ川右岸にある城塞である。 正面にはサンタンジェロ橋がある。 約700メートル離れたバチカンのサン・ピエトロ大聖堂とは城壁上の通路で繋がっている。 ■サンタンジェロ橋 ローマ市内を流れるテヴェレ川には、ローマ時代の橋がいくつか残っています。このサンタンジェロ橋も、5連のアーチのうち、中央の3連はローマ時代のままですが、両側の2つは1894年、川の拡幅にともなって追加されたようです。 ■サンタンジェロ城の見所 サンタンジェロ城最大の見どころ

世界遺産「ピサの斜塔」

■イタリアの世界遺産「ピサの斜塔」 ピサの斜塔は、イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m²と見積もられている。 ■ピサ大聖堂 斜塔と同じドゥオーモ広場にある「ピサ大聖堂」は11世紀から建築が始まった、ロマネスク建築の傑作です。この大聖堂の内部の天井から吊り下げられた、巨大なランプが揺れる様子を見て、ガリレ

世界遺産「ベネチア」

■イタリアの水の都世界遺産「ベネチア」 ベネチアは、アドリア海のラグーンに浮かぶ 100 を超える小さな島々からなります。カナルグランデをはじめとする運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式の宮殿が並んでいます。中心部のサンマルコ広場にあるサンマルコ寺院はビザンチン様式のモザイクタイルで知られ、鐘楼からは街の赤い屋根の景色が一望できます。 ■トロンケットからサン・マルコ広場まで水上タクシーを利用しました。 ■サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂 サンタ・マリア・デッラ・

世界遺産「オルチャ渓谷」

■絵画のような美しきトスカーナの絶景!世界遺産「オルチャ渓谷」 「ヴァル・ドルチャ」、訳して「オルチャ渓谷」。イタリア中部に位置するトスカーナ地方にまたがる地域で、なんとも言えぬ幻想的な絶景を目にすることができます。視界の先まで続くなだらかな丘陵と、天高く伸びる糸杉がぽつぽつと林立している田園地帯。 ■オルチャ渓谷の田園風景ここは元々粘土質の土壌のため耕作に向かない土地でしたが、約300年に渡る土壌改良の結果、現在のような田園風景が誕生しました。 オルチャの谷は重要な「自

ファッションの街「ミラノ」

■「イタリア」ファッションの街 ミラノは、第一にファッションの街というイメージです。イタリアの最新モードはこの街から発信されています。ショッピングはドゥオーモ周辺のヴィットリオ・エマヌエーレ通り、モンテ・ナポレオーネ通り、スピガ通り人気です。 ■大聖堂(ドゥオーモ) イタリア最大のゴシック様式の聖堂、おびただしい数の聖者像や小尖塔に飾られた外壁と屋上は、この教会を繊細なレース細工のように見せています。内部の長さは148m、幅91mもあり、屋上テラスへはエレベーターで昇ること

世界遺産「ベローナ」

■イタリアの世界遺産「ベローナ」 ベローナはイタリア北部にあるベネト州の都市で、蛇行するアディジェ川沿いには中世の旧市街があります。また、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台としても有名です。中庭を見下ろす小さなバルコニーがある 14 世紀の邸宅が「ジュリエットの家」だとされています。アレーナ ディ ベローナは巨大な古代ローマ時代の円形闘技場で、現在ではコンサートや大規模なオペラ公演の会場になっています。 ■夜景の円形闘技場「アレーナ・ディ・ヴェローナ」 アレーナ

世界遺産(バチカン市国)

■2020年2月2日のバチカン市国観光 カトリックの総本山としても広く知られているバチカン。バチカン市国はイタリア・ローマ北西部、テベレ川の右岸にある世界最小の独立国家で、首都はバチカンです。面積は東京ディズニーランド(0.52km²)よりも小さく、国の総面積は約0.44km²ほどしかありません。しかし、せまい領土の中には、サン・ピエトロ広場をはじめ、サン・ピエトロ大聖堂、バチカン宮殿、バチカン美術館など、歴史的にも芸術的にも重要な建造物がたくさん肩を並べています。現時点では

世界遺産「モンレアーレ大聖堂」

■シチリア島パレルモの世界遺産「モンレアーレ大聖堂」 パレルモ観光の目玉とも言うべきモンレアーレのドゥオーモ。実際にはパレルモから約8km離れていて、行政的にもパレルモとは別の街です。 高台にある駐車場から階段を上って大聖堂まで10分くらいで行けます。階段はたいしたことをありませんが何故かタクシーの客引きがあります(5ユーロ) ■駐車場にある売店 ■階段を上る途中にもお土産屋さんがあります。 ■大聖堂前の広場 ■世界遺産モンレアーレ大聖堂内部 1174年、シチリア

世界遺産「カテドラーレ」

■シチリア島パレルモの世界遺産「カテドラーレ大聖堂」 4世紀頃キリスト教の教会として建てられた「カテドラーレ大聖堂」だが、9世紀頃イスラム帝国支配下でモスクに改装され、そして再び、1184年にシチリア・ノルマン様式で創建された。その後、以後600年に渡り外国支配の中で、改修・増築が繰り返され、、、その結果、さまざまな建築様式が複合された建築物となった。パッと見、イスラム教のモスクのように見える。 ■世界遺産カテドラーレ大聖堂の内部 内部は、意外と質素な作りです。1801

マッシモ劇場とパレルモの街並み

■シチリア島パレルモの街並み&マッシモ劇場 ■マッシモ劇場 ヨーロッパで3番目に大きいオペラ劇場で、外観は新古典主義様式で、内部はリバティ様式のとても優美な劇場となっている。ゴットファーザーpart3のロケ地でもある。 ■パレルモの街並み 地中海に浮かぶシチリア島の州都パレルモ。人口は約66万人とイタリアでは5番目に大きな街ですが、ローマやフィレンツェなどの有名観光地と比べると、まだ日本での知名度はそれほどではなく、馴染みがないという方も多いかもしれません。 シチリア島