世界遺産「ポンペイの遺跡」
■古代ローマの世界遺産「ポンペイの遺跡」
ポンペイが遺跡となったのは79年8月24日のこと。ヴェスヴィオ火山が突如噴火し、街を完全に飲み込んでしまいます。これにより、ポンペイは完全に地中に埋もれてしまいました。
火山灰が街を隙間なく覆い尽くしたことで壁画や美術品の劣化が最小限に食い止められ、結果として街は非常によい保存状態のまま保たれることになりました。
■チケット売り場&お土産屋
■マリーナ門
当時はこの門から500mほどの位置に海があったため、「海に続く門」の意味でこの名前がつけられました。
■アポロ神殿
アポロ神を祭っていた神殿。中央に置かれた大理石の祭壇や周囲を取り囲む石柱が美しく、ポンペイ遺跡見学の序盤のハイライトとも言える場所です。
■フォロ
公共広場として使われて場所。周囲には法廷や神殿、市場、浴場などが並んでおり、街の中心地としての機能を担っていたと考えられています。
■ジュピター神殿
■栄光のアーチ
ポンペイが繁栄を極めた紀元50年頃のローマ帝国はネロ帝の治世でした。門はかつて大理石に覆われた立派なものだったといいます。
■フォロ浴場
フォロ浴場はなんと紀元前80年につくられたポンペイ3大浴場の中で1番古い浴場です。脱衣所、温水浴場、冷水浴場、サウナと各部屋がある。
ドームと壁面の境目には小さいながら動物の漆喰装飾が見られる。
温浴室の南側は、彩色スタッコの装飾や男像柱でしきられた壁龕が良好な状態で残っているという。
熱浴室へ。天井に畝が並んでいるのは、湯気が冷めて水滴が落ちてこない工夫だろうか。平面には黄色や赤い彩色が見えたが、壁画が描かれているわけではなかった。
■パン屋さん跡
かまどであることがはっきりと認識できます。実際に焼かれたパンも、炭化した状態で出土しました。
■調理場跡
ポンペイ遺跡には居酒屋、レストラン、高級住宅など様々な建物があり、キッチンを備えたものも数多く存在します。
■石膏の遺体
ガラスケースの中に2体展示されていて、片方は頭蓋骨が残っており、火砕流の熱に悶え苦しむ姿は生々しすぎるほど。火山灰の空洞に石膏を流し込んだ石像で、ミイラではない点に注意。
■マーケット
市場には柱の基部が環状に並び、さらにそれを囲む建物には壷などの出土品が大量に保管されています。
■壁画
ポンペイレッドの背景に人物が描かれた壁画。
■娼婦の館
独房のように仕切られた部屋全てにベッドがあります。部屋の入り口には絵画で描かれたメニューがあり、客は指差しで注文します。
■ポンペイの街並み
■銅像
■車道の手綱止め
■ポンペイの風景
■雲間のベスビオス山
■ポンペイ遺跡の出口
■世界遺産写真集
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