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記事一覧
砕けた鏡【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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ユイトの言葉にわたしはしっかりと頷いた。旅に出るとなれば、今過ごしているこの家は手放すか、もしくは誰かに託すための手続きが必要になる。それに関しては家主であるユイトの望み通りにするとし
アリスのお茶会【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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「それが嫌なら旅なんて諦めろ」
ユイトから告げられた内容を反芻していると、トドメだとばかりに告げられた。
わかっている。ユイトが善人とは遠い人間であることも、その手を罪に濡らしてい
アリスのお願い【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん、フェリシアちゃん
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まさに文字通り、私の脳と頬は沸騰した。
そりゃあ仕方がないだろう。明確な恋愛感情を向けている相手がわたしの手を握ったどころか、わたしが口をつけていたフォークで食べ
酸味と甘さ【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん、フェリシアちゃん
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読みが当たっていたことに対する喜び。
問いかけに素直に彼が答えてくれた嬉しさ。
気にならない訳にはならなかった彼の偽名の名付け親への瑣細な悔しさ。
まさかのケーキへの
冬に覗く感情と【sideリピス】
▼2022年のユールの話
この話の後の話です。
■お借りしました:スウィートくん、フェリシアちゃん
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さて、どうしたものか。スウィートの家に帰り、わたしはソファーの上で作ってしまった刺繍入りのマフラーを膝の上にのせて睨めっこしていた。
真っ黒なマフラーに
Welcome to wonderland【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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提示されていた逃げ道を見ないフリ。至近距離で覗き込んだ異なる色の宝石のような瞳は、出会った時から変わらないままのように見えて、全く異なる光を放っているように見えた。
それが思い上がりで
夢は続く【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:アニーニケさん、プリシラさん
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トトが弱い訳ではないし、わたしのトレーナーとしての判断が悪すぎたという訳でもない。わたしもトトも今出せる全ては出し切ってバトルに望んだし、自分の力不足を嘆く必要などない。
こわくない【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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力ではスウィートに叶う訳が無い。軽くでも腕を引かれればわたしに抵抗する術なんてないし、____する気もなかった。
体のバランスが崩れかけて自然とスウィートに寄りかかる形になれば、支え
ペンは剣と共に【sideリピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:アニーニケさん、プリシラさん
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こちらを見定めるような眼差し。それが不快ではないと思うのは、彼がわたしを”トレーナー”として認識してくれたからだろう。礼儀正しい人だと思う。事前にこちらの力量を確認してく
成長した姿で海鳥の唄を【sideリピス】
■お借りしました:カンザシさん
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バトルは勝敗だけが全てではないこと。バトルで得られるものは、言語化出来ないぐらいに目映くて輝かしくて大切なものだということを、わたしはそこで学んだ。
だからだろうか。ずっとずっとノアトゥンジムでの出来事は、一時は。他の人とバト
行き当たりばったり【sideリピス】
■お借りしました:アニーニケさん
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もう少しでイベントも終了だろうか。そう思うと、つい焦りの気持ちが湧いてしまう。別に優勝したい欲があって来た訳ではないが、それでも競争ものにおいては勝ちたくなるのが人というものだ。
今回のイベントではシンの強さを確認出来たし、
子どものお強請り【sideリピス】
■お借りしました:マリッサちゃん
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順調といえば順調だった。大した問題はなくイベントは進む。ゴーストタイプのポケモンに”悪戯”をしかけられるといったこともない。それだというのに、どうしてこうも不安が残るのだろうか。
どくん、と心臓が跳ねた。反射で振り返るも、そ
停止線の前で【sideビビ・リピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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私はまだ生まれたばかりだから、わからないことが沢山あるの。けれどもままがすうぃーとのことを好きなんだなってのはわかるの。二人が仲良しで嬉しいって言うたびに、ととは不満そうな顔をしてそっ
角度は違えど光は同じ【sideクラード・リピス】
▼こちらの流れをお借りしています。
■お借りしました:スウィートくん
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「あいつの幸せは、あんたが決めることじゃない」
遠くにいく後ろ姿をぼんやりと眺める。ずっと自分が持っていたキーストーンは、突き返されることなくスウィートが持って行ってくれた。それが嬉