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メキシコ発のパン屋さんBimbo(ビンボー) 創業者が語る成功の13の秘訣

以前、こんな記事を書きました。

Bimboから学ぶこと

メキシコ発のパンをメインとする食品会社で、広くは中国まで進出しており、世界一の売上高を誇るパン屋さんです。

私にとってのBimboパンは「あんまり美味しくない、添加物の味がするパンでしょ」と思っていましたが、最近は(というか私が全く知らなかっただけと思いますが)添加物なし、砂糖なしの健康に気を使ったパンも出ていて、イメージがガラリと変わりました。

割と月に1回はBimboパン買ったりしてるんで、これは調べてみようと思い、2回目のBimboについて書くことにしました。

ちなみに今8月6日時点で、33か国「征服」しているとのこと。


取り上げるにあたって、面白い記事があったので、それを引用。

記事によると、2017年2月3日、98歳の年齢で亡くなられたBimbo創業者のロレンソ・セルビトゥへ・センドラさんが亡くなった年にBimboのTwitterに、会社を成功に導いた秘訣を彼の手記から公開。

72年前に創業され、メキシコを代表する大企業へと成長させた13個の秘訣があるとのこと。

1. 単なる事業でない会社を創る
2. 完全に人道的企業として戦ってきた
3. 技術的に優れている競争力
4. 品質と新鮮さは相合わない
5. 長期的視点
6. 育て、育て、前に進まないものは後戻り
7. 継続的な再投資
8. 質素であれ、贅沢無用
9. 顧客は上司だ
10. 管理職・役員向けの教育
11. 働け、働け、働け
12. 業務のためのシステム、マニュアルを持て
13. 幸運を祈る!

最後の幸運を祈るってなんだよ!と思いましたが、結局努力しても、どれだけ投資しても、何をしても、その時の運次第ということですよね。本当にその通りだと思います。

74年前は34名の従業員、4つしか商品を持たず(その戦略は前の記事を参照)、拠点はメキシコシティにしかありませんでしたが、今では13万5000人の従業員を抱え、1万3000点以上の製品バリエーションを持っており、33か国で展開する超インターナショナルな企業へと成長しています。(中国市場に参入できたことはかなりの功績だと)

会社の成長のみならず、創業者の13の秘訣にあった通り、人道的企業であるために、環境への配慮、消費者の健康づくりという観点も忘れていません。

日本だとあまり知られていないBimbo、アジアだとまだ中国しか進出していませんが、確実にその市場規模は大きくなっていくでしょう。

最後に、Bimboの404ページをどうぞ。

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意訳
「誰かドーナッツかじったやろ!!!」
「でも、怒らんといてや。もう一回新しいのん、探してみいや。」



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