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捨てろ

訂正します。捨てて下さい。
ですが、気持ち的は「捨てろ!」と言いたいです。

捨てる事は始まりです。
抱え切れる量は何事においても決まっています。

物質世界においてのモノとの決別も大切ですが、
まずは過去や恥、プライド、常識、世間体、ルールや概念などあなたが過剰に抑制される原因になっていたり思い悩む種になっている一種の幻想。

それらの幻想を捨てて下さい。

興味を持ったり、になる事は大概あなたの
自由意志ではなく、
あなたの核である、大が関心を寄せているのです。
そしてそのあなたの“元”が“気”になっている事を
行う、実行する事、できる事も一種の元気であるという事だと私は思います。

例えば、あなたは芸術やアートに触れて関心を寄せる。自分にもできるかな、絵が下手だしなと不安になる。
そして、翌日近くの文具店でキャンバスを見つける。

でも、続けられるか不安だし絵が下手だし、
自分なんかが絵を描くのは恥ずかしいと
自分を押さえつける。こんな歳から新しい趣味を始めるなんてと自分の興味を否定する。
勝手に羞恥心を抱く。

しかし、描き続けなくてはいけない訳でもないし、絵が下手でもいいし、恥ずかしくは全くありません。何歳から始めたっていいのです。
ましてや、お金が勿体無いなどという考えに至っては、お門違いも甚だしいです。

あなたはお金の為に仕事をしているわけでも無ければ、稼いだお金をコレクションする為にお金がある訳でもありません。
1番良い使い方は自分の関心が向くものに対して
アプローチをする入場料にする事です。

現代ではお金が掛からない趣味というモノを探すのは難しいし、道具を揃えたり何かをするのにはお金が纏わりついてきます。
そこに使わないで何に使うんだというくらい、
現代の人は趣味や興味に対してお金を出し渋ります。我慢をします。
浪費を勧める訳ではありませんが、興味関心が向く事にお金を使う事は勿体無いどころか、
それのみがお金の正しい使い方では無いのでしょうか。

自分が興味のない事、他人に合わせてお金を使う事、人に忖度して使うお金、世間体や常識に基づいた意味の無いお金のコレクションである貯金。それこそが一番の無駄だと私は考えています。

芸術に関心を抱き、筆やらパレットやら
一式揃えて、三日坊主になろうと二日坊主になろうとそれでいいのです。何年かしてから引き出しの奥底から出てきて、そういえばこんなの買ったなとなってもいい訳です。

極端な話、趣味に夢中になる余り仕事に遅刻して行ったって良いと私は思います。
下手だとバカにされてもうまく描けなくて時間や紙を無駄にしようと、興味関心に対して真剣に向き合った事に変わりはありません。
そしてそれらはあなたやあなたの人生の一部になっていきます。
そうする事で、人生がさぞ豊かになり、色濃くなる事と私は思います。


一旦自分自身の常識や概念を捨ててみてはいかがでしょうか。


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