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アカツメクサ デンマークの国花。シロツメクサより4つ葉がレアな野草。

ここ2ヶ月ぐらい、これなんだろう?かわいいの咲いてるなぁと横目に見て気になっていたお花。

家の周りにはなくて、この敷地にだけ生えてる。

ほかの雑草に混じって目立つピンクのお花。

これは...みたことがあるぞ!!

まるでぼんぼりみたいなかわいいお花…。
これは知ってる!シロツメクサだ!!
シロツメクサのピンクバージョン。


クローバーみたいな葉っぱ。

葉っぱの枚数が3枚。シロツメクサの葉っぱに似てるけど、このV字の白い線はなかったなぁ。

大きめで、細長い感じ。シロツメクサの葉っぱのかわいらしさはちょっと抑えられた感じがする。

全体。

そして、葉っぱと花がおんなじ茎にある!
シロツメクサはこの茎は葉っぱ。この茎は花って別れてたんだよね。

茎のアップ。毛が生えてる。

そして茎には、特に下の方に毛が生えてる。こ、シロツメクサにはなかったような…。

花が枯れたあと。

花が枯れたあとの様子もシロツメクサとはちがうみたい。花が下にしおれてるかんじもない。ちくちくした種?みたいなものがみえてる。

シロツメクサに似てるけどシロツメクサとはちがいがいっぱい。でもたぶん仲間なんだろうな。

さてさて、調べてみよっと。

シロツメクサと同じマメ科ジャジクソウ属だ!

シロツメクサと同じジャジクソウ属!でもちらほら違いも。

これまで調べてきて初めての同じ科同じ属。確かにシロツメクサにそっくりだったもの。名前もそっくり。レッドクローバーとか、ムラサキツメクサとも呼ばれるんだって。

こっちが以前シロツメクサを観察した記事。

茎が立ち上がるように育つっていうのも大きな違いとのこと。あと花も葉っぱも全体的にシロツメクサより大きい。

明治にやってきた

シロツメクサと共に牧草として明治以降移入されたようである

デンマークの国花!

ヨーロッパでは、アカツメクサやシロツメクサなど、クローバー類の牧草によって農業が支えられていて、デンマークでも地力を回復・維持する役割を担う大事な野草なよう。

それでも国花とは!

ちなみに日本の国家は、桜と菊。なるほどなっとく。

ヨーロッパでハーブとして多用されてる

女性の更年期症状を抑えるのに使用されてるんだって!ハーブティになるみたい。

でも、妊婦さんや授乳中の人はおすすめしないとのこと。ていうのも、多食した羊が不妊化したといった報告が古くからあるためだとか。

咳止めや口内炎の痛み止めに効き、服用すると気管支炎、湿疹、外傷、るいれきに対する治療効果があるとされていて、うがい薬としても使用できるんだって。

こちらがお茶にしたって記事。

花が咲いてる時に集めて乾燥して煎るみたい。いけるとのこと。

4つ葉はシロツメクサよりレア

小さなころにシロツメクサのクローバーは苦労してみつけた覚えが。それよりレアらしい。

だれか見つけたことある人いるかな。

アカツメクサまとめ

デンマークの国花だって!こうやって観察して調べると、次の日散歩したりして見たとき全然違って見えるんだよなぁ。デンマークに思いを馳せられそう。

最後に

この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。

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