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シロツメクサ 強くて美しい。まるでドレスのようなお花の野草

今日はこれ!

もうすぐ4歳。大きくなったね。

これはきっとシロツメクサ。たくさん摘んできてくれました。ままにプレゼントするんだって。

こんなにうつくしい花やったんか君は…

公園とか原っぱでよくみるこの子。
もうね。びっくりした!!!
ほんっとにうつくしいのよ。上から見たこの黄緑がさしてるのもきれいなんだけど

きれいすぎるやろ。

この横から見たこの花!
純白のドレスよ。真っ白とかじゃなくて、この小さい花が寄り集まってて、ひだのようになってるのがまたドレスっぽさをかもしだしてる。

花の根本はこうなってるのか。

1枚の花びらの中に、小さい2枚の花びらがあって小さいのが芽を出すようにもう1枚生えている。この立体感。素敵だなぁ。
下から見上げるとすこしピンクがかっても見える。

これは枯れていく様子。

周りから枯れていくんやね。枯れた花は下にしおれていき、まだ元気な花が咲き誇っている。

ほれぼれするきれいさ。

これはこれでひとつひとつを観察しやすくていいよね。ほんとこんなに身近な花がこんなにきれいだなんて…
どうしてこれまで気づかなかったんだろう。

葉っぱ。丸っこくてかわいい。

3つ葉のクローバー。丸っぽくてかわいい。ハートっぽいかんじ。
ふちはすこし波立っていて、もこもこってしてる。

茎だらけ。

根本をかき分けるとそれはもうくきだらけ。一本の長い茎に対して花か葉っぱがひとつついてる。

これ。はじめてみたんよ。シロツメクサの伸びるさきっちょ。

そういえばみたことなかったんよね。たまたま見つけた終点。
ふっとい茎からこうやって葉っぱとか花の茎が伸びてたんやね。

ほら!かわいくない!?

これもはじめてみた!!葉っぱが開く前の様子。こんな風に折りたたまれてるんだ!これがぱっと花開くんだなぁ。

匂いはね。なつかしいかんじ。嗅いだ記憶なんてないんだけど、嗅いでたんだろうな。
「あ~しってるしってるこの匂い。」ってなんか一人でうれしくなっちゃった。

これがもし食べられたら…すごいよね。こんなにたくさんあるんだもん。でもこんなにあるのに食べられてるのを知らないってことはそういうことなんだろな。

さぁ!調べよう!!

江戸とか明治にみんなきたんやね~

白い”詰め草”でシロツメクサ

江戸時代に日本にきたんだって。オランダと貿易を行っていて、ガラスなんかを運ぶときに壊れないように容器の中にシロツメクサを詰めたとのこと。その種が日本中に広がって今雑草になってるみたい。

なるほど〜。白詰草。そのまんまやね。

外来の植物はやっぱり明治とか江戸に入ってきたんだなぁ。それまでとそれ以降ではかなり植生が異なるんだろうな。

クローバーとも呼ばれるよ〜。

根粒がたくさん!だからグラウンドにも生えられるぐらい強い

シロツメクサはマメ科!根っこに根粒ってのができるんだって。根っこにコブみたいなものがいっぱいついているやつを根粒っていって、中に根粒菌っていう土壌微生物が住んでる。マメ科の植物はこの根粒菌と共生してる。

何をするかっていうと、大気中の窒素をアンモニアに変換して、マメ科の植物に供給するとのこと。素は動植物にとって必要な大事なものだけど、そのままでは利用できない。だから、アンモニアとか利用できる形にする必要があって、それをしてくれるのがこの根粒菌。

アンモニアを人の手で作ろうとすると、1000気圧という超高圧、500℃という高温の中、窒素と水素の化学反応させないといけないらしい。どのくらいか大変か想像もつかないけど、容易にできないことはわかる。根粒菌すげぇ。

シロツメクサは地下茎で増える。ドクダミと一緒だ。地下茎にも栄養溜められるからそれも強そう。

葉は柔らかいから踏みつけられても大丈夫だし刈り取りにも強い。

いやいやすごい強いな。グラウンドにも生えるってんだからさすがだ…。牧草とか緑化にもよく利用されるんだって。

昆虫にとって貴重な蜜源

どこにでも生えられるぐらい強くて長い間花も咲いてるから貴重な蜜源になってる。
そして、受粉すると下向きになって茶色になる。あの枯れたように下向きになってるは受粉後のやつだったのか。まだ受粉してないやつがきれいに残ってるから虫も見つけやすそう。

なんと食べられる!のか??(ネット検索由来です。食べる場合は自己責任でお願いします。)

食べられるようなられないような…
家畜の中毒事故が報告されてるらしくて。でも人が中毒になったという報告はない。大量摂取はよくないってこと??
ブログとか見ると食べてる人いるんだよなぁ。

春~秋のやわらかい若葉と花は食用にできて、てんぷら、かき揚げ、和え物、辛し和えなんでもいけるって書いてあることろも。

だれか教えて〜!!

シロツメクサまとめ

  • 白い詰草でシロツメクサ。オランダからガラスの緩衝材として江戸時代にやってきた。

  • マメ科で根粒菌と共生してる。根粒菌は窒素をアンモニアにかえるすげぇやつ。

  • グラウンドにも生える。強い。

  • 食べられるしけっこうなんでもいけるけど、中毒症状がある?わからん。


ここまで読んでいただきありがとうございました!読んでいただけた方にはもう明らかだとは思いますが、私は植物に関してはほとんど何も知しりません。タンポポがわかったり、オオイヌノフグリを知ってるのを自慢できるぐらいです。
この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。

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