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ヨガとバイオリン練習の共通点

今回はヨガ(アーサナ)とバイオリン練習には、共通点があるんじゃないかな?
と思った気づきについてのお話です^^

先に結論から申し上げます。
ヨガ(アーサナ)とバイオリン練習の共通点は、
『いかに先生からのアドバイスを素直に、偏見なく飲み込めるかで、
バイオリンを弾くときのフォーム/ & ヨガ(アーサナ)の深まりや身体・心への馴染具合が変わる』、
と考えられる点です。

私は過去にバイオリンを6年ほど習っていた時期があります。
(脱線しますが、忙しくなるにつれて徐々に練習時間を作れなくなり、
クオリティーが落ちてしまったことが未だに後悔していますw)

スズキメソッド式の練習だったのですが、
バイオリンを習い始めたばかりの頃はまず、
バイオリンを降ろしている時のポーズ(フォーム)とバイオリンを弾く時のポーズ(フォーム)の練習がメインでした。

私は、そんなポーズ(フォーム)の練習より、
早く音を奏でる練習をしたくてたまりませんでしたが、
正しい関節の使い方や身体の姿勢が無ければ、
心地良い音が弦から奏でられないことを学びました。

例えば、バイオリンを弾く時のフォーム/ポーズで意識すべき要素の一つに、
「左肘は開かず、内側に入れ込む」という要素があります。
当時の先生にこのアドバイスをいただいた時、
私は肘を内側に入れる筋力があまりなく辛かったので、
「なんでそんな風にしなくちゃいけないの泣」と心の中で思っていましたw

でも、左肘を内側に構えることができない他の生徒さんは、
弦を軽やかに指で押さえることができず、
さらに右手の弓の弾き方が乱雑で平行に弾けず、
音に雑音が入ってしまっていたんです。

それで学びました。どうして左肘を内側に引き込む必要があるのかを。
先生のアドバイスの通り、素直に左肘を内側に引き込むと、
バイオリンの弾き方や音色に魂が宿るんです。

バイオリンを弾くときの立ち姿勢も例に挙げられます。
左足のつま先は前、右足の方向は斜め右方向(大雑把な説明ですみませんw)
といった決まりがあるんです。

この立ち位置で重心が安定し、
軽やかな音色・重い音色、身体の勢いや滑らかさを使って、
音色の調整が可能となります。

バイオリンを習い始めた当初は違和感のある立ち姿勢でしたが、
どうしてそのポーズ/フォームをとる必要があるのかが、
身をもって後から気付けました。

なので、「そのポーズ/フォーム、辛いし、どんな意味でそうしなきゃいけないの?」といった偏見は可能であれば初めから払拭して、
素直に先生からご教示いただいたことは素直に飲み込んで実践した方が、
「全ての基本/基盤」が早く身に付くということを学びました。

ヨガ(アーサナ)を、より心と身体に馴染ませたい・深めたい時も同じでした。

ヨガ中、ご自身の心とも向き合うのですが、
同時にご自身の身体(今は、こういうポーズ/フォーム/アーサナを私はとっているはず!)の形を客観的にイメージすることがありますよね^^

ヨガの練習中に、自己流の客観的なイメージ像のみを頼りにしてしまうと、
実は、ご自身がイメージされているとおりに、
現実世界(練習しているその場)では身体を動かしていないケースがあります。

想像上の完璧なイメージに囚われすぎてしまい、実は現実のご自身は、
そのイメージ通りにポーズ/フォーム/アーサナが馴染んだり深まっていないケースがある、ということです。

この、「頭の中のご自身のイメージに囚われすぎてしまう」ことも偏見に入るのなら、
その偏見は払拭し、素直に先生からのリアルタイムのアドバイスを飲み込んで、
その通りに体と心を動かした方がヨガ(アーサナ)が上達するスピードが早まる、
ということを個人的に学びました。

ゆえに、バイオリンの練習とヨガ(アーサナ)の練習には共通点があり、
その共通点は『いかに先生からのアドバイスを素直に、偏見なく飲み込めるかで、バイオリンを弾くときのフォーム/ & ヨガ(アーサナ)の深まりや身体・心への馴染具合が変わる』、ということと考えられるんです。。
(あくまでも、私の個人的な考えなので「うーん・・・違うよ!」というご意見があってもおかしくないです^^)

今回取り上げた「偏見」ですが、
ヨガ哲学では「無知」と表現されることがあるようです。

また、ヨガの先生は「グル」と表現されることがあり、
これは大雑把にまとめると「光にかかっていた闇を払い、光を鮮明にさせる」、
といった意味があるようです。

個人的にはとても腑に落ちて、
なおさらバイオリンの練習とヨガ(アーサナ)の練習は似ているな。。
と思った今日この頃でした♡



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