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躾という名の暴力は犯罪だ

「わたし/ぼく/俺/うち」のこと?」と思った方。
そうです。お心あたりがあるのなら、おそらくあなたのことです。

我が子との意思疎通がとれないことや、
子供がなかなか言うことを聞いてくれない、
我が子の面影が嫌いなあいつに似ている、などの気持ちに加え、
あなたご自身が日頃感じているストレスが共になって、
「躾」と言う社会的に肯定されているような理由に便乗して、
我が子に暴力を振るってしまう方達が一定数いらっしゃいます。

これは私の一意見に過ぎませんが、
残念ながら暴力を介して伝えたあなたの思いは、
高確率でお子さんには伝わりません。
むしろ、伝わってしまうのは、
逃げ場のない子供に対して無慈悲にも振るった暴力の痛みと恐怖、
子供自身の自信の喪失だけです。

率直に申し上げますと、暴力を我が子に振るってしまっている方は、
カウンセリングを受けに行かれることを推奨いたします。
お子さんのカウンセリングではありません。
あなたご自身のためのカウンセリングです。

きっと、
あなたご自身が精神的にいっぱいいっぱいになってしまわれているからです。

あなたと我が子が共倒れしてしまう前に、
あなたご自身が立ち直れるようにまずはカウンセリングに行かれてみてください。
もしくは、児童相談所に助けを求められてください。

何もかもが手遅れになる前に、逃げず最善の道を選ばれてください^^
命あっての人生です。その一度きりの人生を、
できる限り大切にし合ってくださいね。

あと、暴力を振るってしまう時に快感を覚え始めているのなら、
おそらくあなたは正常な状態ではありません。
なおさらカウンセリングを受けられてください。

暴力に遭っている未成年のお子さんがこのnoteを見られている場合、
周りに助けを求めてください。
でも、暴力を振るっている保護者の方とは直接的な関係がない方達に、
助けを求めるか、もしくは、行政や警察などの第三者に助けを求めてくださいね。
あなたが悪いから保護者の方が暴力を振るっている、そんなの間違っています。
あなたには、周りの方に助けを求める権利があります。
これからのご自身を守り抜くためにも、命を大切にするためにも、
助けを求めてください。

児童相談所のダイヤルは189です。

大人になった私は、時々、未だにうなされることがあります笑
父は不機嫌になると幼稚園児の私に怒りの矛先が向き、
夜や休みの昼間に暴力が多発していました。
逃げて移り住んだ母方の実家では、
祖父が不機嫌になると、叔父(叔父たちが未成年だったころ)に暴力の矛先が向いたように、
私にも小・中高や成人になるまで暴力は続きました。
言葉の暴力はともかく、
物理的な暴力は未だに夢に出てきてうなされることがあります。

本当に恐怖に遭うと、身体が動かなくなるんですよね。
なので、隙が多くなって物理的な暴力をクリティカルにくらいやすくなる。
(動けなくなってしまうあの状態、哺乳類ならではの習性らしいです。)
そういう時は、まずは「逃げて」逃げ切ってください^^

私の場合は、暴力中によく言われていた言葉も蘇り、
本当に私は糸屑以下の「このクソ野郎」なのかもしれない・・・と、
「違う」と分かっていながらも疑ってしまうくらいに、
未だに自己否定に悩まされることもあります。

また、「私も、その人たちの血が流れているということは・・・」と、
いつか、大切な人を私も傷つけてしまうのではないか、
という恐怖にも駆られることがあります。
そんなこと、私はしない、と分かっているのに笑

ね^^
こんな要らぬ心配、するのも馬鹿馬鹿しいくらい、
暴力は両者のためになりませんw

なので、暴力を我が子に振るってしまわれている方も、
振るわれているお子さんも、早いうちにカウンセリングを受診されることや、
行政にご相談されることをご検討くださいね。
ご自身で抱え込みすぎないでください^^

両者にとって、暴力の継続やマンネリ化は、
将来にとっても良いことが一つもありませんので!^^

そしてとにかく、生きて、生き抜いてください。
幸せになるには、多少の苦痛もつきものです。
あなたは幸せになるために生まれてきました。
誰にも、それを変える事はできません。
幸せに気づけるようになるためにも、
どうか今を生きてください。。。!


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