論座をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。2023年7月末のサイト終了に先立ち、4月28日をもちましてコメント投稿サービスを終了させていただきます。



ふざけんな! 論座
折角せっせと、コメントしてきたのに
『株式会社ユーザーローカルのAIコメントシステム、およびメタ社のFacebookコメントプラグインによるコメント欄は、同日をもって表示されなくなります。』だとぉ。
しょうがないから、投稿してきたコメントを記事の要約と一緒にnote に順次転載投稿することにする。

第一弾 #1
マクロンが漏らした「本音」は西側の分断を生みかねない それは中国の思うつぼだ
習近平がG7に打ち込む“くさび”とは?
花田吉隆 元防衛大学校教授 2023年04月21日

要約
フランスのマクロン大統領の発言が波紋を広げている。4月5日から3日間に及ぶ中国訪問の帰路、機内で行われた記者懇談の席で質問に答えた。曰く、「欧州は台湾問題に関し米中対立に巻き込まれてはならず、戦略的自律性を維持しなければならない」。確かにこれは聞き捨てならない。

|誰のために戦っているのか~米国と東欧からの反発
ポーランド リトアニア これらの国は、ウクライナの次は自国かもしれないと思っている。ウクライナの防衛は自国の防衛そのものだ。マクロン発言は危険な火遊びでしかない。

|“してやったり”の習近平
その意図するところは、ロシアとの連携、グローバルサウスの取り込み、そしてG7の分断だ。

|力ずくでの国際秩序の変更は許されない
世界は、ウクライナであれ、台湾であれ、国際秩序を一方的に変更する行為を容認してはならない。今回、マクロン氏がどういう意図からかは定かでないが、ついポロリと述べたことが西側の結束を乱すようなことがあれば影響は甚大と言わざるを得ない。

投稿コメント  投稿名はU.S.S.ヴォイジャー
U.S.S.ヴォイジャー(新ID)ID: 8256bb 2023/4/23 10:31:56
今回のマクロン氏の発言に関しては、4月16日の軽井沢のG7外相会合を前に、コロナ仏外相がNHKの単独インタビューに応じている。
内容は、火消しに走ったかどうかはともかく、(台湾情勢に関しては)これまでの立場と変わりはないという考えを改めて強調した。ウクライナ侵攻を巡って、習近平国家主席との会談では、マクロン大統領は中国のロシア接近を直接けん制したと述べている。
これは、中露結束にアドバンテージを与えない、将来ロシアとの交渉がある場合、中国がロシア側に付いて欲しくない。中露対米というガチンコ対立にさせない。それでなくても、今の米国は「反中国のヒステリー」とまで言われている様相だ。
米中対立で、フランスが米国に味方すれば中国は聞く耳を持たず、更なるロシア接近となるでしょう。
かつて、1969年から70年代、ニクソン政権は米中接近を工作し、ソ連とのパワーバランスを米国側有利にした。そして、ベトナムとの交渉では背後の中ソを睨み、名目上「名誉ある撤退」を実現する。その後、ソ連との軍縮交渉、デタントへと進み結果的には、米ソ冷戦に勝利している。

4月16日 NHKの単独インタビュー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?