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少しの積み重ねでより良い世の中になっていく

お久しぶりです。さわでーです。

私は、元々設備系メーカーにて働いておりましたが、法人向けのお客様をメインに相手をしていたこともあり「目に前にいる人の直接的な支えになれるような仕事をしたい」「知識を吸収することは得意なのでその知識欲を活かして多くの人の支えになりたい」という思いのもと、介護用具アドバイザー(福祉用具販売員)の仕事に転職しました。

転職をしてみて感じたことがいくつかありますのでその思いを書き綴りたいと思います。

1.世の中の全ての仕事が介護業界を含む福祉業界全体を支えているということ
介護用具の使用料や住宅リフォーム工事費の多くは税金で補填されており、税金が無くては介護業界は成り立たないことを知りました。
企業が利益を上げること、一人一人の労働の結果が巡り巡って介護を始めとした福祉制度を必要としている人を支えていることに気付かされました。

2.インフラ設備の重要性
独居寝たきりの方やパーキンソン病の方、自宅から出る体力(筋力)のない方やご家族と接する中で、電気・ガス・水道・空調設備の重要性を再認識しました。
介護支援の前に生命維持に必要な設備がないと何も始まらないのですよね。
振り返って考えてみると、私の行っていた仕事も病院や介護施設の設備担当の方と働く機会が度々ありました。今の仕事に携わってみて始めて支えになっていたことを痛感致しました。

3.スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の接客業の重要性
ご年配の方々はリハビリも兼ねて買い物に行きます。リハビリを必要としていなくても外出がスーパーマーケットへのお買い物だけの方が沢山います。
ご年配の方々にとって日々のお買い物が唯一の楽しみだったりするのですよね。
仲良しの店員さんがお店にいれば更にお買い物が楽しくなり、日々の生活も充実したものになることをご利用者様とお話していて感じます。

スーパーマーケットでアルバイトをしていた頃、ご年配の方々とは何気なく会話をして可愛がってもらっていましたが、あの会話もお話していた方々にとっては大きな意味を持っていたのかなと思うと、もう少し頑張れることがあったなと考えたりもします。

働いている側としては沢山お客様の中の一人と接する時間に過ぎませんが、ご年配の方限らずお客様にとってお買い物は1日の中でも貴重な時間なのですよね。
ただただ働いて時間を過ごすのではなく、自分の働き方が誰かの支えになること・元気を与えられることを自覚した上で接客を行う人が増えたらいいなと思います。


最後になりますが、今の仕事はとても魅力的でやりがいもあります。ご利用者様とお話ししていてもとても楽しいです。
ただ「世の中をより良くしていきたい」「多様性を大切にしたい」という考えを持つ私と会社の経営方針が相容れないこともあり、会社を離れる予定でもあります(社長や会社の価値観については別の記事にて書き記したいと思います。)
私に出来るアプローチ方法は多様にあることを知れたこともあり、元の設備業界に戻って人手の足りないインフラ設備を支えることに尽力するか・より利益を生み出せる仕事を行うか、しっかりと考えた上で次の選択をしようと思います。


「どんな仕事も巡り巡って社会支援に繋がるもの」ということを忘れずに、今後も仕事に邁進していきたいと思います。

それでは、また\(・∞・)/

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