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いつも隣にチルド飲料がいてくれたら


チルド飲料には、ペットボトル飲料からは得られない養分がある。


ちょっと疲れたときや気分転換をしたいとき、手に取りたいと思うのはペットボトルではなくプラカップである。

そういう気分のときはたいてい甘いものを欲している。甘いものを細いストローでツピーっと飲みたい気分に支配されている。

昔から冷たい飲み物はボトルやコップなどの広い飲み口よりもストロー派。食べ物は頬張って口の中全体に即行き渡らせたいのに、飲み物は一極集中がいいという不思議。

小さい頃に野菜ジュースをストローで飲んでいたのは少しのドロドロも感じないようにという対策だったのは確かだが、それ以外に関しては「冷たいものを口の中でぬるくしたくない」が1番近いかもしれない。牛乳もストローで飲むとより美味しく感じる気がするし……瓶牛乳は例外だけど。


そしてこれは感覚でしかないが、ペットボトルよりもプラカップに入っているもののほうが味が濃い気がする。

ペットボトルはだいたい500mlだから、その量を最後まで美味しく飲めるようさっぱりに仕上げているのかもしれない。

しかし私は濃厚なものが好きな傾向があるから、量が少なくてもギュッと詰まっているほうがいい。むしろ少ないほうが飲み切るハードルが低くてありがたいまであって、それもまたチルド飲料を好む理由でもあるのだった。



あと、チルド飲料はデザインが凝ってるし、カップを持ってストローを加える所作も結構好きで(割愛)‥‥‥



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小さな夢シリーズの1つに「値段を気にせずチルド飲料を買える日々」というのがあるくらいにはチルド飲料が好きなのだが(他には「値段を気にせずカップスープを選ぶ」というのもある)、先日気にしつつも思い切って買ったときには「ああ、やっぱり値段相応の美味しさがあるなあ」と感心したものだった。


「コク深く仕上げた かふぇおれ」


トーヨービバレッジと町村農場がタッグを組んだドリンクシリーズの1つである。


町村農場とは北海道江別市にある創業1917年の老舗農場で、行ってみたいなと思いつつ行ったことはない。絶対ソフトクリーム美味しいと思うんだ。


味のあるマークが素敵。


1つ200円超えなのでおいそれと手を出せない商品なのだが、一口飲んで即「買ってよかったあ」と思った。

ミルク感が濃くて水っぽさがない。
コーヒーの苦味もいい感じに中和され、非常に飲みやすい。


甘さもしっかり感じられるマイルド仕立てなので、疲れた頭と身体にじんわり染み渡る。作業中や運転時の信号待ちなどでささっと補給できるし、飲み物って賢いね(急に主語がデカい)。


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チルド飲料がいたら、日々を生き抜くための心強きパートナーになってくれるような気がしている。


その隣にいる人間として相応しい存在に、私はなりたい(どうした?)。




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