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今年の冬至は前夜祭から


みんな!冬至だぜ!かぼちゃの日だぜ!


ハロウィンに冬至と、実はかぼちゃがフィーチャーされる日って1年に2回もあるんだなあ。伝統の継承と西洋文化の積極的導入という日本の性質はかぼちゃに優しかった……。西洋ありがとう! 日本ありがとう!

しかし、そもそもはポルトガルからの献上品が日本におけるはじまり。そしてそれはカンボジアから持ってこられたもの。だからこそ「かぼちゃ」という名前になったのだけど、実は原産国はアメリカなんだとか。そうなるともう世界ありがとう案件である(?)。


世界に感謝の投げキッスをしたところで、せっかくなので昨日作ったかぼちゃ料理をお目にかけたいと思う。なぜ昨日なのかというと、今日が冬至であることをすっかり忘れており、ただ単に「調子良さそうだから気合い入れて作るかな」という気になっていたからだ。


フライング冬至となってしまったが、本祭は料理の過程で余ったタッパー1個分の皮で執り行なったので良いことにする(つるつるしてて面白かった)。小豆? まあ、細かいことはいいじゃないか。今度あんぱん食べるからさ。



ということで、昨日のかぼちゃはこちら。


これが


こう!


祝・初バターナッツ!


これまでずっと画面の向こうの存在だったが、先日偶然スーパーで発見してしまったのである。


こんなことを言うのはあれなのだが、私はかぼちゃ好きだけど「全種類を網羅したい」という方向性の興味はそんなにない。なので西洋かぼちゃがあればそれでよく、だからこそバターナッツとの出会いもここまで遅れてしまったのかもしれない(探しているほうが見つかる機会は増えそうな気がする)。


しかしこのバターナッツ、この時期にぴったりかつ私の好物であるスープに向いているらしいではないか。実際お迎えしたバターナッツにも「スープ用」と書かれたシールが貼ってあった。

いつもの西洋かぼちゃと見た目が全然違うと調理法に戸惑ってしまうが、ここまで指定してくれると大変ありがたい。ということで、言われたとおりにせっせとスープをこさえたのだった。しかもバーミックスといった文明の利器は使わずザルで裏ごしをするという気合の入れよう。病み上がりにはなかなかの重労働だったが悔いはない……!

*****


初めてのバターナッツかぼちゃスープ、大成功でござった。

品種の特徴なのか個体差によるものなのかは不明だが、砂糖を入れていないのにとっても甘い。「バター」と名にあるしクドかったらどうしようかと思っていたのが、意外とあっさりめ。しかし物足りなさは決してなく、ざらざらとした心地よい舌触りとちょうど良いもったり加減も相まっていくらでも飲めそうだった。



しかし普通のかぼちゃとの違いはというと……ふむう?

これではまずかろうと神経を研ぎ澄ませながら飲んでいたのだが、後半に差し掛かったあたりでなんとなくお米のような甘さを感じたような……ってそれは昨日の食パンじゃん。



私の舌には何かの要素をお米の甘味だと感じさせるスイッチが知らぬ間に完備されてしまったのだろうか。今後も「お米のような……」と言い出さないか自分で自分が心配である。






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