クマゴロンのガチャガチャ探し隊

クマゴロンをごく最近知った私。なのに、たいして日も経たずにクマゴロンのガチャガチャが登場したなんて、運命でしかないのでは。是非ゲットしたい。でもどこにいるのかわからないし、あるところは続々と売り切れているらしいし……クマゴロンや、どこにいるのかい！

冒頭からクマゴロンクマゴロンうるさくて申し訳ない。そもそもクマゴロンってなんじゃい、という方もいると思うので、まずそこから説明させていただきます。

北海道東部にある中標津（なかしべつ）という町に拠点を持つ、スイーツ・ドーナツ工房、シレトコファクトリー。催事等で本州に出店したり、メディアにも取り上げられたりしているそうなので、ご存じの方も多いのかもしれない（なんなら、道東以外の道民よりも知っている説ある）。

ジェラートや生キャラメルも作っているようだが、さっき私が叫んでいたのはシレトコドーナツという商品名だったらしい。クマゴロンが名前じゃなかった……パッケージに１番大きく書いていたので勘違いしてしまった（裏面観たら、ちゃんとシレトコドーナツでした）。



このドーナツの何が良いって、まず見た目が可愛いのだ。台形で底が平らになっており、ちょっと変わった形なのだが、その穴の中に、なんとクマさんの顔型ドーナツがぴったり埋め込まれているのである。巣穴から顔をちょこんと出したような感じが、とぼけた表情も相まってキュート！ 

どうやら、このクマ氏がクマゴロンというらしい。通販サイトにこのクマゴロン in ドーナツの誕生秘話が載っていたのだが、上野動物園の赤ちゃんパンダが死んでしまい、「みんなの心にぽっかり穴が空いた」ため、ドーナツの中に子パンダを入れてみたのが始まりなのだとか。突然の上野動物園に驚きいたが、結果的に、赤ちゃんパンダ以外で落ち込む人（私とか）にも癒し効果抜群なドーナツが誕生したのである。

さらに重要な点が１つ。なんと、かぼちゃ味、あります！

私以外そこまで響いていない気がするが、家にお迎えする決め手となったので、一応言わせていただきました。

他にも、ミルク、ココアチョコ、チョコチップ、そして知床のシオなんてものもあるらしい。売場でかぼちゃ色と緑色の種を見つけたら最後、他は何も見ずに決定したので、全然知らなかった……。

ドーナツは食べたい。しかし、ずっと手元に置いておきたいくらい可愛い。それを叶えてくれるのが、冒頭のガチャガチャなのである。そして、なんと、かぼちゃ味もあります！ 私歓喜！ というか、かぼちゃ味があるからガチャガチャをやりたいと言っても過言ではない。

確率は５分の１。１回４００円なので、そう何度もできない。さらに物欲センサーによって、かぼちゃ味以外が当たるのだろう（可愛いから良いけども）。しかし、ガチャガチャそのものを見たことがないので、挑戦することすらできないのだ。悲しい！ 

ガチャガチャの大群があるスペースを見つけたら、チェックを怠らないようにして、まず手元に１週間ほどいるドーナツをいただくことにしよう……賞味期限が長めなところもポイントだよ！（はよ食べなさい）

北海道中標津で手作りのシレトコドーナツを生産販売するシレトコファクトリー