そのスフレどらやきは、儚く軽やかで【千秋庵総本家】
本日5月7日は「どらもっち」の誕生日でございます。ハッピーバースデー!
「どらもっち」とは、ローソンスイーツの売れっ子選手。しっとりもちもちの生地に、小豆とホイップがたっぷり入った和洋スイーツである。和と洋のいいとこどりをしていて、定期的に食べたくなるんだよな。
しかし、どらもっちの美味しさを知っている人は既にたくさんいらっしゃるはず。Twitterでハッシュタグキャンペーンもやっていたことだし、今日食べたよ~、という人もいらっしゃるのではないだろうか。
だから私は、函館のどらもっち(?)をご紹介したい。
賞味期限はなんと1日という儚き命。
だからこそなせる繊細な質感が魅力の、スフレどら焼きである。
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4月29日にリニューアルオープンした、千秋庵総本家・本店。
ノースマンでおなじみの札幌千秋庵や、北海道土産の定番六花亭の祖先的存在である。
(↓その辺については下の記事をよければどうぞ↓)
リニューアルオープンに際し、本店限定のスイーツが3つ発売。その1つがスフレどら焼き「ふくる」である。
ところで、なぜ「ふくる」という名前なのだろう。
スフレの「ふ」、クリームの「く」(結構苦しいな)、る……る?
……ど、どらやきの「ら」の友達で「る」?(最後がこじつけすぎて、前の2つがマシに見えてきた)
頭も使ったことだし、さっそくいただくとする。
中身も撮ろうかね……と割ってみたところ、しゅわぁという音がした。この子、ちゃんとスフレしているぞ……とテンションが上がる。
しかし食べてみてびっくり。スフレのふんわりさもありながら、もっちり感もあるのだ。ここでどらもっちを思い出したのは言うまでもないが、こちらはスフレ生地である分、軽やかさがある。
ちなみに千秋庵総本家の定番どらやきはオーソドックスな茶色い生地で、程よい厚みとほのかな甘さがポイント。
つまりまったくの別物であり、中の小豆やクリームに合せるために一から開発したのだろう。なんか、一瞬で平らげてしまって申し訳ない気持ちだ。
そして小豆とクリームは生地同様甘さ控えめ。クリームは言われなければ豆乳だとわからないかもしれない。
さっぱりめだし、かすかに風味がしなくもなかったが、事前に知っていたがゆえのプラシーボだった説もある。豆乳が苦手な人でも食べやすいんじゃなかろうか(違ったらごめん)。
気品ある佇まいと繊細な質感に、これは普段よりもお上品にいただこうと思っていたものの、光の速さで胃に収めてしまった。しかしその短時間でも美味しさは十分わかったし、後悔はしていない。
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賞味期限は当日。すぐに食べねばというプレッシャーで、次の予定がある場合は躊躇するかもしれないが、心配ご無用である。
くどさゼロ、甘さも抑えられており、胃への影響はほぼないに等しい。
事実、少食の私が母からもらったバターサンドクッキーを間髪入れずに食べたのだから間違いない。まあ、お菓子は結構いけるクチなのだけど(間髪入れずに信憑性を揺るすな)。
通常のどらやきをお土産に、そして「ふくる」を食べ歩きやドライブのお供にする。
これは、千秋庵総本家・本店でしかできない楽しみかたである。
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