見出し画像

『ミッションステートメントって重要??』

多くの企業には経営理念を表す40語から60語のミッションステートメントがあります。大抵のミッションステートメントは、顧客と従業員と株主の全員に向けて書かれています。「自然を大切に」など余計な内容まで詰め込み、とても長く退屈で覚えきれません。時には人間だけなく、クジラやイルカなど地球上の全てにうってつけのミッションステートも見受けられます。

例えば、ウェンディーズのミッションステートメント。
『ウェンディーズの使命は、リーダーシップ、イノベーション、パートナーシップを通じて、お客様と地域社会に質の高い商品・サービスを提供することである』

ウェンディーズが大好きな人たちでも、お店でハンバーガーを頼んだ時に、自分が「リーダーシップ、イノベーション、パートナーシップ」に参加しているなどと考えたことないと思います。

お勧めは数語の短いマントラ(無意識に何度も口にする信念)、つまりスローガンを作ることです。

例えば、Nikeなら「本物の競技パフォーマンス」、FedExなら「安心の貨物追跡システム」、eBay なら「Eコマースの民主化」、Googleなら「情報の民主化」、Appleなら「コンピューターの民主化」です。長ったらしいミッションステートメントではなく、誰でも理解できる短いスローガンを考えましょう。

何の会社か知らなくてもスローガンを聞けば、どんな会社か想像できるものがいいでしょう。筋が通っていて、短いものでなくてはいけません。

<Don't Write a Mission Statement, Write a Mantra>
https://lnkd.in/frB2Agv

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?