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へっぽこぴーりーまん書紀〜番外編 学生の時の学習スタイルを振り返る

ボクの失敗と、学習スタイルを考える


ボクは高校のときの担任の先生との出会いがあり、それまでの自分では到底合格が考えられなかった4年生大学に現役合格。入学した。
偏差値でいうと30以上上昇した。
とまあ、これを取り上げても全く面白くない。
なぜなら、この成果はボクが生まれながらに備わってる学習スタイルではなく、人から学習方法の多くを教わり後天的に伸ばした。他力で引き上げてもらったものだからだ。
ボクがへっぽこぴーりーまん書紀で書いているように、多くの仕事の失敗などを犯し、泥沼に陥ったヒント。より賢く生きるヒントとしては、学習スタイルを教わる前の我流のアプローチを見詰め直すことにある気がするのだ。

高校受験の失敗

ボクの高校受験は失敗した。内申点も実力も伸ばすことが出来なかった。結果は惨憺たるものだった。

  • 実力不足により、最終的に志望していた第一志望の公立高校の2ランク以下の高校を受験(その受験した公立高校さえD判定 望み薄)

  • 公立高校は判定通り不合格。※同じ中学校から7人受けボク1人だけが不合格。泣きました

  • 滑り止めの私立高校に渋々入学。

とまあ散々な結果になったのがボクの高校受験だった。
当時ボクは塾などに通っていなかった。つまり、家庭学習などはほぼ全て我流でとりおこなっていた。
逆に言うと、この地点でとったボクの学習アプローチを分析すると自分が無意識で取りがちな学習スタイル、今に繋がる失敗する要素・原点があぶり出されると思うのだ。

中学校の学習スタイル

塾に行かなかったことが、すでに過ちであると言えるのだがそれはさておき。ボクが当時行っていた学習スタイルを振り返ると以下のパターンだった。


  1. 自分の目標得点と現実の実力値のギャップを見ようとしない。

  2. 自分の目標と実力値のギャップが「最短のシナリオ」「比例グラフ」で埋まる夢物語を前提に描く。自分の「できたらいい最善」を計画にしてしまう。結果上手く進捗しないときに必要以上に落胆する。

  3. 参考書ベースに学習を進める。自分の課題を適切に設定して解決することでなく、単元のページを進めることを目標にしてしまう。

  4. 得意科目のわかるところから学習する。苦手科目は後回しにする。
    自分が説いていて楽しくできることを最優先する。

  5. 正解を喜ぶ反面、誤答について深く突き詰めない。なぜ間違えたのか理屈を追求しない。

  6. 数学が決定的な苦手科目だったが、処置を先延ばしにする。
    =結局苦手科目にも関わらず、最も時間を割く量が少ない。

  7. 出来なかったら、「参考書が悪い」と考え参考書のせいにする。参考書の選定、新たな購入を繰り返す。(他責)

  8. 解説を読んで理解できない部分があっても、ページ数を進めることを優先する。質を突き詰めない。

  9. 理想の学習時間割、参考書の進行計画を細かく自分で計画するが、無理があり一切計画通りに進まない。計画を立てることに余計な時間を立てる

  10. 他人の成績を妬み、その手法を批判することに時間を取る。
    生産的な考えができない。

  11. 時間をこなして満足する。そこで何を得たか、何が得られてないかを振り返らない。


結果、中3以降行き詰まり一切成績が上昇曲線を描くことは無かった。
この箇条書きを見るだけでも、まず成績が上がることは考えにくい。
勉強はあくまでも手段なのに、それ自体を目的化していたことも問題だ。

適切な課題の設定、間違いとの向き合いができない。
理想ベースで計画し、躓くことを想定しない、目を背ける。
自分ベースで理解を深める時間を大事にしない。
挙句の果てに、他人を妬む。
高校受験は失敗するべくして失敗した。そう思う。

失敗した学習スタイルと、失敗した仕事の共通点

そして振り返ってみてやはり思うのは、仕事で失敗するときもこのパターンだったなと思うのだ。
教科→仕事分野、成績目標→仕事の数値目標・達成度、科目→仕事領域、参考書→ビジネス本 などに置き換えると見事に同じことを繰り返しているなと思う。

高校時代の成功パターン

かわって、高校時代でなぜ短期間で成績が伸びたかというと。

  1. やらない(捨てる)科目の決定

  2. 実際の試験問題を解き、現状どれだけ間違えるかを測る。
    そのうえで(ゴール)を決めて逆算。足りないパーツを補う学習
    パーツを補えるまで、理解するまで基礎のところまで戻って取り組む。

  3. 得点効率など、過去問を分析。効果のある所から手掛ける。

  4. ひとつ自信がある科目を着実に作る。

自分の取りがちな学習スタイルから、仕事を考察する


これを仕事の攻略に置き換えるとどうだろうか。
たかが学習パターンかもしれないが、最終的に何かを学ぶ際の思考パターンとなっている可能性が高い。仕事であれ、習い事であれ共通する部分はあると思うのだ。
単なる回想でなく、あらためて自分が失敗したときにとった学習スタイルはどうだったのか具体的に見直すことで、仕事の失敗で何がハマる要因だったのか。「失敗の方程式」とその対策が明確にみえてくるように思える。

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