【言語学 記号学】パースとソシュールの違い 学問か日常か 雑記メモ

パースとソシュールの違いはたぶん、

パース→学問の中での記号≒言語の在り方
ソシュール→日常生活での言語の在り方

の違いかな〜と思う。




パース記号論



対象―記号―解釈内容の三位一体

学問の在り方
研究対象―理論―解釈の三位一体

物理学、経済学、心理学がわかりやすい例

物理学

・対象→物理現象
・記号(≒理論)→観測手法と物理理論と実験
・解釈→観測結果、実験結果、理論に対する解釈の束(パラダイム=研究業績の束)

経済学

・現実の経済現象(商取引、貿易など)
・経済学理論(GDP計算式等)と統計手法とフィールドワーク(実際の商売の在り方)
・現象に対する解釈(なお、衒学のオ○ニー化しがち)

心理学 

・人間(の行動パターンや中身=本人の発言)を対象
・臨床、統計、対人経験、理論
・〜を通した解釈

ユング心理学やMBTIがよりわかりやすい
・実際の人間
・理論(MBTIの用語、ユングの心理機能の概念)
・人間への解釈、理論自体への解釈

noteのMBTI記事で「NiとはーFiとはー」「INFJはねーINFPは〇〇で〜」と垂れ流してるのを見れば分かるかと。だいたい↓のような対応で理解できる。

パース
対象→記号→解釈

ユング心理学
実際の人間→心理機能の概念(≒記号)→解釈

なお、帰納型学問の心理学で膨大なサンプル数や統計に基づかない理論は、キショいポエムに過ぎない。↓


こんなふうに学問が

現象-理論-解釈(説明)

の三点セットになっているの考えると、パース記号論は、学問の形式を表している…かもしれない。


ソシュール言語論


シニフィアンとシニフィエ
→要は、言葉のガワと中身。
あだ名と方言が例だけど、言葉の字面(音声)と、言葉の中身=意味/定義はズレることがある
→ガワと中身の繋がりは、構造主義的に決定される
→ヴィトゲンシュタイン言語ゲームが意味の生成過程を説明

補足説明はココがよし


最後のオマケ
この記事を元にした思いつき

これ↓

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