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駄目な人間なんかいない

自分は駄目だなって思って生きていると苦しい。

ただでさえ物事はそんなに上手くいかないもの。そういう人は物事が上手くいかないたびに、自分は駄目だなって、自分を責めている。しかも無意識に。そして無意識だからこそ、事あるごとに反応する。不機嫌になり他人を責めて、逃げて無気力になる。

父親から、お前は駄目だなって、育つ。

母親から、だから駄目だなって、とどめを刺される。


そんな環境の中で生きていく。そう言われない為にも、そう思われない為にも、無駄に頑張る。無理に頑張る。

そう、親に褒めて貰いたいから、認めて貰いたいから、そして何より愛して貰いたいから。

でも、その頑張りを認められる事はない。親も子供を見下す事で、優越感を持ち、自分を保とうとするから。何より親も親で、人間。精神的に幼いまま、親になる人もいるから。

さらに、子供は苦しむ事になる。そんな親は、子供が駄目になったらなったで、駄目だけど頑張れば上手くいくからと、子供の成功を期待する。

矛盾してると思わない?


その期待に応えるだけの心身の強さがあれば良いけど、そんなに上手くはいかない。親子関係がそのまま社会での人間関係になり、より苦しむ事になるから。


気づく時が来る。


その報われない頑張りに苦しむ事になるけれど、その矛盾も間違いも気づく時が来る。

どんなにどんなに頑張っても出来ない事が出来る。それでも出来る事を頑張る。時には無駄でも、無理して頑張る。そうして自分の中で乗り越えていく。

その時に、親と接する。親が子供の出来ない事を避けて、否定してくる。いつものように見下してくる。その時に気づけるから。

自分の親はおかしい。言う事は、絶対に正しくない。今までの違和感、親の言動が間違いだったと気づくから。


そして、気づいたら、今からでも良いから、自分の人生を生きていこう。大丈夫、あなたなら大丈夫。





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