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20060426 タブロー法

 学生時代に「タブロー法$${^{*1}}$$」という理論を習った憶えがある。計算機の理論か何かで、機械的に解析を進めていく方法だったような気がするが、何のための論理か完全に忘れてしまっている。

 「タブロー」という言葉が強く印象に残った。小中学生の頃に「たぶ」と呼ばれていた同級生がいた。親しみを込めて「たぶさ」とも呼ばれた。尾張地方では、敬意を表す「さん」の「ん」が略されて「さ」となる。太郎さんなら「たろさ」次郎さんなら「じろさ」である。お母さんやお猿さんは「おかさ」「おさるさ$${^{*2}}$$」にはならない。あくまで固有名詞に付けられる。

 「たぶ」の語源は「豚」である。丸顔で鼻が少し上を向いていたからであった。人気者だったので「ぶた」ではあまりにも直截$${^{*3}}$$過ぎるから、ひっくり返して呼んでいた。この「たぶ」と「サブロー$${^{*4}}$$」とを合成した言葉という印象だった。

 後に「タブロー」とはフランス語で「一覧表」を表す「tableau$${^{*5}}$$」のことだと知った。

*1 Methods - Operations Research Models and Methods
*2 20050809 おさるし
*3 20031005 直截
*4 株式会社天満屋アドセンター::空間プロデュース/Gallery:: 大平サブロー
*5 フランス語入門

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