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20030506 パソコンの電源交換

 ハードディスクを交換した$${^{*1}}$$ついでにパソコンをいろいろいじってみた。理由はディスクを変えてもまだシステムエラーが時々発生するのは、他に何か原因があるかも知れないと思ったからである。

 現在使っているパソコンはSUPERmac S900$${^{*2}}$$で、アップル社以外のパソコンであるが、MacOSで動作する。今から四年半前に購入した。

 CPUはPowerPC604e$${^{*3}}$$、クロック周波数は233MHzだった。ATI社$${^{*4}}$$のビデオカードXclaim3D$${^{*5}}$$が搭載され、メモリが390MB装着されていた。ハードディスクはUltra Wide SCSIの4GBだった$${^{*6}}$$。ただしパソコンのインターフェースの規格はSCSI-II$${^{*7}}$$と呼ばれるUltra Wide$${^{*8}}$$に較べて遙かに遅い転送速度であった。これで19万円もした。

 現在、CPUはPowerPC750(G3)$${^{*9}}$$、クロック周波数は500MHz、ビデオカードはそのまま、メモリーは784MBになっている。ハードディスクは先日交換したハードディスク$${^{*1}}$$と、それまで使っていた8.5GBのハードディスクとが入っている。四年半前に購入した当時のハードディスクは先日交換する以前に一度交換$${^{*10}}$$している。8.5GBハードディスクはまだ使えそうなので補助用として使っている。ハードディスクのインターフェースはULTRA160SCSI$${^{*11}}$$なのでそのための回路ボードが搭載されている。フィルムスキャナー$${^{*12}}$$のためのIEEE1394、トラックボール$${^{*13}}$$やデータ取り込み用のUSBカードが挿入されている。更に内蔵CD-ROMと内蔵CD-Rとを加えている。

 これらを同時に全部使っている訳ではないが、既存の電源では荷が重くなっているのではないか、と思えてきた。電源のほんの少しの電圧降下でもエラーが出やすくなる可能性がある。これはZipの故障で経験$${^{*14}}$$している。

 そこで電源の交換を行った。ついでに冷却ファンがうるさくなってきたような気がしてきたので、これも交換することにした。冷却ファンの中で特にCPU用のものが一番うるさかった。筐体内の空気の流れが悪いためかCPUの温度が上がりすぎて放熱板だけの自然放熱ではシステムエラーばかりしていた。本来CPUには冷却ファンは直接付いていなかったのだが、強力両面テープ$${^{*15}}$$で後付けしていた。取り付けた当時は殆ど音が出ていなかったはずだが、最近は軸が摩耗したためかガタが発生して異音が出るようになっていた。

 電源はENERMAX社$${^{*16}}$$のものである。配線コネクタがMac用にはなっていないので、それを変換するコネクタ$${^{*17}}$$と合わせて買った。CPU用の冷却ファンは耐久性のありそうな少し高めの物を取り付けた。そしてシステムファイルの最適化を私なりに実施した結果、殆どエラーが発生しなくなった。音も少し静かになった。

 エラーがなくなったのは、電源を替えた効果かどうかははっきりしないが、とにかく良くなったので良しとする。

*1 20030419 ハードディスクの交換(2)
*2 Umax SuperMac S900
*3 Computer Architecture: Table of Contents Computer Architecture: ALU
*4 ATI Technologies Inc.
*5 MACお宝鑑定団 会長です ATI Xclaim 3D
*6 20001108 続コンピュータの不調
*7 SCSI/IDE 規格
*8 ASCII24 - アスキー デジタル用語辞典 - Ultra Wide SCSI
*9 20000703 いい買い物
*10 20001111 ハードディスクの交換
*11 @IT:Insider's Computer Dictionary [Ultra160 SCSI]
*12 20021202 スキャナを買った
*13 トラックボール ファン(Trackball Fan!)
*14 20030221 Zip(6)
*15 住友スリーエムテクノロジープラットフォーム
*16 ENERMAX
*17 SevenColors せぶんからーず 電源改造

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