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ずっと何かをしたかった私が何かしてみた 〜公募展に応募〜


私は「何か」できるんじゃないか…

私は「何か」できるはず…

そんな風にずっと思ってた節がある。
だし、たぶん今もまだ思ってる。

みんなが好きという映画を観て素直に感動したのきになんか悔しいのも、そういう節からかもしれない。
私は何か違うんだ、
だからみんなと違う何かができるんだ…と。

だけど一体「〝何が〟できるのか」分からなかった。
一向にその何かは、訪れてくれない。

苦しかった…

・・・・・・


こんなことを書こうと思ったのには、訳がある。

6月に、
人生で初めて、公募展に応募した。
絵を展示するのは中学生ぶりかも。
展示に向けて作品を創る。
人生で初めてのこと。
それを自分で決めた。


実は人に作品を見られるのはあまり好きではない。

でも、決めた。

そもそも自信がない私は、自分から生まれる作品にも自信がないことが多い。
ちょっと仕事でデザインを褒められても、「こんなの誰でもできるよね…」と思っている。

いつも、思っている。
奇想天外な作品を創りたい。
私はもっとエキセントリックな人間だ。
常識人で、でも変人なのよ。
だから奇想天外な作品で表現したい。


そういう欲張りな思惑だけ、先走る。
自信があるのかないのか本当のところどうなのか分からなくなる。


「じゃあどんな作品でエキセントリックな自分を表現できるのかー…」って考えはじめて、何も創れなくなる。

だいたい君はそんなにエキセントリックではない。座って真面目に授業受けて空気読んで発表できなかったり、早弁もしたこともないし、先生に怒られたともない、教科書忘れただけで汗かいてる、この上ない小心者の常識人よ。




で、今回、公募展に申し込んだ。

何かを決めて。
目標定めて。
それに向け、取り組みたかった。
フルマラソン走る、って目標なら、それでいい。

〝何か〟決めてそれに向かいたかった。

いや、フルマラソンは嫌だな。
嫌だ。というか無理。今から宇宙飛行士目指すくらい、無理。




私はずっと〝何かできる〟を信じて信じて。
待って待って待って…。


だけど、散々待った挙句辿り着いた先。
「待ってても始まらねぇ」だったんですよね。
いいところに、辿り着いたかもしんない。ここ宇宙かも。

だから、公募展に申し込んだ。


心根で自分の非凡さをどこか信じている、
凡人の私。


当然作品も凡人感丸出しになることは承知の上です。不本意なんだけどね。不本意なんだけど、凡人の作品になるのよね。

ただ、凡人なら凡人なりに、伝えられることがあるかもしれないなぁと、ようやく、ようやく落とし所を見つけました。


これまでは往生際が悪かったんだなぁ。


凡人な自分とうまく付き合う方法を考え始めた今、ようやく自信が持てそう。

公募展では、絵を描いた。

自分で描いててなんだけど5つの作品全部、好き。

でも、一年後はこの作品が小っ恥ずかしいかもしれない。いつかこれを描いたことが恥ずかしくなるかもしれない。


まぁそれでもいいかな。
黒歴史って重ねてる人結構好き。
味になる。

何かを信じて待ち続けて死ぬのもゆめゆめしくてかわいいけど、私は黒歴史を小さく重ねてしわくちゃ笑顔でいたいかも。



そんな小さな挑戦。

公募展、少し興味持っていただけたら幸いです。

・・・・・

【公募展】
パン屋さんにて


私の作品は、〝パンとロマンス〟ってテーマで描いてます🖋

また作品については別の記事で追々紹介します✍️

・・・・おしまい・・・・

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