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境界線の外側に出る意味

学ぶことがとにかく楽しくて仕方がない。

明確な目標が定まりつつある現在、自分自身のセンスを磨くことを楽しみ苦しんいる。
今の自分を形成しているきっかけの一つが、MASHING UPである。

このイベントは、多種多様な分野の第一線で活躍されている方々の体験談をもとに、最先端のSDGsやダイバーシティ&インクルージョンを学ぶことのできるイベントである。
2年前に仕事の一環で参加させていただき、目から鱗が落ちた。
例えば、食の未来に関するテーマがあり、フードテックはSustainability (持続可能な未来) 、Personalizing (個人最適化) 、Automatizing (調理をもっと楽に、楽しく) がキーワードであるとの話であった。
その時、わたしも自身の業界の方向性について戦略を立てていたこともあり、異業種でも同様の動きがあることを理解したのと同時に、自身の方向性について一定の確信を得られた。

このイベント以来、異業種についてよりウォッチするようになり、自身の業界に置き換えたらどのようなことが起こるのか妄想するようになった。
例えば、自動車業界ではヨーロッパを中心にEVへシフトしており、2035年までにハイブリッド車の販売が禁止される予定である。

もしポリエステルやナイロンのような石油由来素材の製造禁止、すなわち今後リサイクル素材のみの製造へ法規制されたらどうなるだろうか?
フランスを中心とするヨーロッパでは、売れ残り廃棄に対する法規制が着々と進められている。
また、人権デューデリジェンスに関する法規制も進められており、企業は原材料から廃棄までのライフサイクルへの説明責任を果たすことになるだろう。

自分の知らない世界に一歩踏み込むと、そこには見たこと景色が広がる。
はじめは遠くから眺める程度でもいいと思う。
見ないふりをして自分ごとにしない時代は限界を迎えているのかもしれない。
自分のできることは微力であるかもしれないが、0ではないはずだ。

未来の自分にも向けて、何かのきっかけになりますように。

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