見出し画像

100分先生

こんばんは。
つい先日、ある高校で100分間だけ先生をするという貴重な体験をしました。
小中高と先生に怒られてばかりだった自分がまさか先生側の立場を経験するとは、人生で1ミリも思っていませんでしたがとても良い経験になりました。


ざっくりとした今回の依頼内容としては、
”今年度終わりに、地元をテーマにしたカレンダー制作を考えています。
これから季節ごとの写真を撮り貯めていきたいのですが、人に見せる、
メッセージを伝える写真の撮り方などを経験できていないので、
100分を使って、座学と校舎周辺を使って写真に関するワークショップを開催したいんですができませんか?”
というもの。


内容については深く触れませんが、
今回は『自分らしい写真』というテーマを定め、
座学30分、実践30分、フィードバック30分(中休憩10分)の講義はなんとか無事終了。
フィードバックの時間は、生徒たちが撮ってきた写真を見返しながら何故これを撮ろうと思ったのかという「撮る理由」にフォーカスして会話することができました。

大人になればなるほど行動する理由、「なぜこれをやるのか」という疑問をおざなりにしがちなので、これを機に写真以外でも自分を見つめ直す時間を作ってくれたらいいなと思いました。






自分も実践の時間に生徒たちと同じように写真を撮りに校舎内をぐるぐる歩いて思ったことが、
在学している高校生(当事者)の視点と、
高校を卒業して時間が経った大人の自分(第三者)である視点 では、
全く違う見方、見え方をしているということ。
常日頃写真を撮っているせいも勿論あるでしょうが、それを抜きにしても生徒と僕が見ている視点は全く違うものでした。

これってきっと何にでも言えることなんでしょうね。
当事者にならないと見えない景色、なってしまうと見えづらくなる景色。
第三者だからこそ見える景色、見えない景色。
今回講師として参加しましたが、自分も生徒のような気持ちで今回の講義を終えられました。


今回お世話になった皆さま、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?