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上場を見据えたコーポレートサイトの刷新_株式会社TORIHADAさま / meyco制作実績紹介

いつもお世話になっております。meyco(メイコ)株式会社です。

この度、弊社で株式会社TORIHADAさま(以下、TORIHADAさま)のサイトリニューアルに携わらせていただきましたので、ご紹介いたします!

プロジェクト背景


TORIHADAさまは、TikTokクリエイターを中心にインフルエンサーマーケティングやマルチチャンネルネットワーク(MCN)事業「PPP STUDIO」を展開する企業です。

元々、大社社長自身がwebサイト制作簡易ツールを使用し、サイト制作をしていたため、必要最低限の情報しか掲載できておらず、企業の根幹でもあるCI(コーポレートアイデンティティ)などもサイトに反映されておらず、TORIHADAさまの想いがコーポレートサイトに訪れたユーザーに伝わらない状態となっていました。


今回は、今後資金調達など様々な動きをしていくにあたり、企業の「顔」となるコーポレートサイトをリニューアルをしたいというご要望を受け、実施させていただきました。

ただ、web制作作業を行うというよりもコーポレートサイトを通して、誰に、何を伝えたいのか、それにあたってどう表現すべきなのか、という点からプロジェクトを進行いたしました。


〈TORIHADAさまからのご要望〉
・コーポレートサイトをリニューアルしたい
・CI、訴求文言やコピーライトの整理をしたい
・信頼感を優先しつつ、TORIHADAらしさを失わないデザインにしたい
・会社や事業が伝わりやすいサイト構成にしたい

〈プロジェクト成功のために実施したこと〉
1. メッセージの壁打ちを複数回実施し、想いの具体化
2. 会社の雰囲気、事業領域を考慮したデザイン企画と制作
3. 会社・事業内容をわかりやすく伝えるためのサイト内設計

まず何を伝えたいのか。メッセージの整理


まず、弊社が行ったのはメッセージの整理。

今回のコーポレートサイトは、クリエイター、取引先など様々なステークホルダーに見られることを想定したサイトでした。その中でも特に、投資家への見え方を意識したいとご要望をいただいておりました。

投資家にとって、コーポレートサイトは企業情報に触れる第一接点になる可能性が高い場です。コーポレートサイトから受ける印象は、事業運営をしっかり行っている会社か、どのようなスタンスで企業運営を行っているのかなど、信頼に大きく影響すると考えていました。


そのため、ターゲットとするユーザーにどういったイメージを想起させたいかをTORIHADAさまとCIという観点から話し始め、言語化に努めました。

当時は大社社長の頭の中にはあるものの、社内に伝わる言葉が中心となってしまっており、外部のステークホルダーにとって分かりやすい言葉や表現が定まっていませんでした。弊社を壁打ち相手として、言葉・表現の仮案や様々な言い換え表現などをご提示し、共に言語化を進めていきました。


サイトを通して、伝えたいことを整理


コメント:meycoディレクターより
私の印象ですが、大社社長は未来を対する想いが強く、独自の世界観をお持ちの方でした。お話しを伺ったときも大社社長の想いや構想は理解できるものの、言語化がうまくできておらず、伝わりにくい印象があり、これはディレクターの使命として、大社社長の想いを世に出さなくては!と考えていました。(笑) 
様々なキーワードを大社社長にぶつけ、抽象的だった部分をどんどん具体的にできるように意識し、進行していきました!


メッセージを伝えるために、サイトを通してどう表現するか。


デザインの理想像は、TORIHADAさまから全てをいただくというより、対話を通して形にしていきました。メッセージを具体的にしていく中で見えてくるものがあったため、これをWebサイトという場で表現するには、どのようなデザインが適しているのかをデザインチームでMTGを重ねていきました。


様々な他社のWebサイトやデザインをお見せしながら擦り合わせを行い、その上でオリジナリティのある要素を加え、独自性の高いサイトデザインに落とし込んでいます。


以下が出来上がったデザインです。

meycoのデザインチームが制作したデザイン


サイト設計・デザインのポイントを一部ご紹介


全体の配色は、落ち着いた印象を残しつつ、カラフルな配色で各コンテンツを目立たせる工夫をしています。ただ、一番優先しなければならないのは「信頼・堅実さ」。したがって、色に関しては落ち着いたトーンをベースにしています。

ここからは一部のページについて、ポイントやこだわりをご紹介します。

まずは、TOPページから。TOPは、ユーザーにとって第一印象となる場です。一番初めに触れるファーストビューで勢いある印象を伝え、後方のコンテンツ配置は、信頼に繋がりやすい工夫を取り入れています。



次にBUSINESSページ。このページは、事業ドメインをわかりやすく伝える場です。何をしている企業なのか。わかりやすく伝えるとともに、TORIHADAならではの特徴・強みを直感的に理解できるレイアウト・デザインを心がけています。

次にABOUTページは、TORIHADAさまの雰囲気を伝える場

誰が、どのようなスタンスで企業運営を行なっているのかをわかりやすく伝えられるように意識しています。このページに訪れるユーザーは企業の情報をしっかりと見たいという意図が強い傾向にあるため、あまり激しいアニメーションはあえてつけず、視認性が高くなる工夫をしています。

一部のページをご紹介しましたが、全体を通して、信頼感を醸成しつつ、勢いがある社風を表現することを意識し、制作いたしました。


その他、フォントやマウスカーソルにもこだわりが!


MTGを重ねる中で見えてきた「関係するステークホルダーがみてもシンプルでしっかりとした信頼感がある印象を与えたい」というメッセージを表現するために、あえてずっしりしたフォントを起用しています。

ただ、当初は信頼感を表現することばかりにこだわり、フォントは游明朝を使用していました。

しかし、TORIHADAさまはTikTokのMCNを提供していることに代表されるようにエンターテイメント領域の企業です。そのため、堅実すぎるWebサイトですと "ちょっとした違和感" が残ります。

そこでTORIHADAさまの要望でもある、勢いの雰囲気を出すため、游ゴシックに変更しました。

ただ、ここでさらに課題が。フォントは定まったものの、サイト全体のバランスに違和感がありました。

そこで、マウスカーソルにもこだわってみました。TORIHADA社のPCサイトにアクセスいただけるとご理解いただけると思うのですが、マウスカーソルが二つ重なっていて、カーソルを動かすと後から追いかけてくる仕様にしています。

エンターテイメント業界ならではの "遊び心" を連想させ、つい触りたくなる仕様を実装しました。

二重のマウスカーソルが追いかけてくる工夫


他にも様々なアニメーションにこだわっています。例えば、画面中央までスクロールすると事業内容を選択でき、画面でホバーすると背景画像が浮かび上がる動きも取り入れ、全体のバランスを取りました。


コメント:meycoデザイナーより
ご要望でもあった「信頼・堅実さ」の表現に加え、TORIHADA"らしさ"もうまく表現できたのではと思っています。私がデザインする上で大切にしている「顧客の課題、本質をしっかりと捉えられているか、誰のためのデザインか」をよく思考し、良いデザインができたのでは思います!


今回担当したmeycoデザイナー


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