鷲津 祥徳

アプリ/Web/システムなどIT開発に悩む人に役立つアドバイスをしています!経営者を技…

鷲津 祥徳

アプリ/Web/システムなどIT開発に悩む人に役立つアドバイスをしています!経営者を技術面からハンズオンでサポートし、関わる企業様の利益を2倍に増やす開発チーム構築をお手伝い。スタートアップや新規事業に関わる人のサービス立ち上げの支援も行っています。普段いるのはシンガポール。

マガジン

  • ITオフショア開発会社が届ける参考書

    ITオフショア開発会社の会社を運営してきた経験や、様々な企業様から様々な依頼を受けていると、色々な情報が集まってきます。最新の開発言語の傾向は?保守性をあげるためにどういう工夫をしているか?コミュニケーションツールは何をつかう?などノウハウやトレンドをまとめています。

  • ITオフショア開発会社の仕様書

    シンガポールで様々なオフショア開発会社と連携して開発のお手伝いをしています。オフショア開発会社を上手に活用する方法やベストプラクティスをまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

1分で読める自己紹介

私、鷲津祥徳(わしずよしのり)の人となりを知っていただきたいと思い1分で読める自己紹介を書きました。思い出す度に随時更新をしている長編版はこちらです。 幼少時代高知県で生まれるも父親の転勤で、千葉、静岡、札幌、岐阜、福島など10回以上の引っ越しを経験。おかげですぐに仲間を作ってどんな環境にも馴染んでしまう順応性の高い子に育ちました。 高校時代中学卒業後は親元を離れ、千葉県柏市にある道徳と上下関係を徹底的に教育される規律の厳しい全寮制の高校として有名な麗澤高校に入学。ここで

    • オフショア開発でよく使われるファイル転送サービス

      オフショア開発のみならず企業間でのコラボレーションにおいて、ファイル共有というのは頻繁にやり取りする項目の1つです。特にオフショア開発においては、プロジェクトチームとお客様が実際にリアルで会うという機会がゼロというケースがほとんどですので、クラウドを活用したファイル転送サービスの重要性が以前から高いと考えています。最近はクラウドストレージが前提になってきていることもあり、ワンタイムの転送よりも、置き場所を共有して随時更新という作業スタイルが多くなっていますが、過去の変遷と合わ

      • オフショア開発でよく使われるクラウドストレージ

        リモートワーク(テレワーク)でのコラボレーションが基本となるオフショア開発では、日々様々なドキュメントやファイルのやり取りが発生します。 仕様書や設計書のみならず、画面定義書、画面遷移図、データベース関連、テスト仕様書、プログラムのソースコード、さらには日々の日報やUIに使う画像データなどサイズもファイル形式も多岐にわたっています。 必要なファイルはここに行けばあるというファイルサーバーのような役割としてクラウドストレージがよく使われます。プロジェクト、企業によって利用す

        • フィリピンで全社員(約200名)を在宅勤務にしたことで発生した費用

          フィリピンにおける「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の感染拡大とフィリピン政府ならびにセブ州政府による行政命令を受け、当社のフィリピンオフィスは3月16日から徐々に在宅勤務へと移行しました。 BPOやIT開発のアウトソーシングといったオフィスにある機材やチームの体制を基盤としてビジネスを展開している当社のような企業で、当該社員を完全に在宅勤務させて事業が通常通りに遂行できるのかという判断はとても難しいものでした。まだ今後も拡大の懸念がある中で同じような事業をお

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        • ITオフショア開発会社が届ける参考書
          10本
        • ITオフショア開発会社の仕様書
          23本

        記事

          【番外編】シンガポールで生活していくためにいくら必要か

          「セブ島で生活していくためにいくら必要か」という記事を書きました。本noteではフィリピンを拠点とするオフショア開発事業に関する記事が中心にしているため、少し番外編にはなりますが、シンガポールで暮らしていくために必要な生活費に関してもまとめてみました。 「セブ島で生活していくためにいくら必要か?」の記事はこちらです。 東京よりも物価の高い国シンガポール日本という国が世界的に見て比較したときに、豊かな暮らしができる場所であるということから、「日本=高い」というイメージがあり

          【番外編】シンガポールで生活していくためにいくら必要か

          オフショア開発でお客様から言われるあるあるトップ3

          育ってきた環境が違う国民同士の共同作業であるオフショア開発の現場では、文化、バックグラウンドといった共通認識の基礎になるものが異なるため、いわゆる「常識」が全然違ってきます。これによって、お客様に誤解を生んでしまったり、ご指摘を受けてしまうこともあります。フィリピンのみならず、ベトナムやインド、中国などオフショア開発というビジネスをしている人々にとって、お客様からよく言われてしまう「あるある」トップ3をまとめてみました。 1. 何回同じこと言わないといけないのですか?昨日そ

          オフショア開発でお客様から言われるあるあるトップ3

          オフショア開発でよく使われる進捗管理ツール

          昔からIT開発のプロジェクト進捗管理に関して様々なツールが利用されてきました。プロジェクトマネージャーの好みやプロジェクトの規模、期間などによって選ばれるものが異なることがあります。また、発注側と受注側がプロジェクトの現在の状態を双方で確認できる共有情報の1つであることもあり、利用頻度も高いことから使い勝手の良さも選択するときの重要な項目の1つになっています。 リモートワーク(テレワーク)なオフショア開発の現場ではビデオ会議以外に実際にお客様と顔を合わせることができるケース

          オフショア開発でよく使われる進捗管理ツール

          フィリピン・セブ島で生活していくためにいくら必要か?

          「セブ島で暮らすのにいくらぐらいかかるのでしょうか?」 という質問をされることが時々あります。生活スタイルは本当に人それぞれなので、どこにどうお金を使いたいのか、どのぐらい貯金が必要なのか、仕送りのように誰かのためのお金も必要なのか、などなど個人の条件によって全く異なるとは思うので一概には言えません。 ただ、いくつかの生活スタイルの例を出してイメージを掴んでもらえればと思っています。金額はペソで書きます。為替レートによって変わりますが、ざっくり1ペソ=2円前後なので2円で

          フィリピン・セブ島で生活していくためにいくら必要か?

          【自社サービス・受託開発企業様向け】IT開発リソースご提供のご案内

          弊社はシンガポール・フィリピン・日本を拠点にIT開発人材を提供しております。 近年はDXや生産性向上が叫ばれる一方で、ITエンジニアは不足し、人件費も高騰しています。IT人材リソースは、大きな経営課題ではないでしょうか。 弊社はシンガポール・フィリピンの立地特性を活かし、潤沢なIT開発人材を安価に提供。お客様の経営効率化に貢献してまいりました。 詳しくはこちら▶ http://bit.ly/36T3POO フィリピン(セブ島)の100%子会社を活用し、日系およびASE

          【自社サービス・受託開発企業様向け】IT開発リソースご提供のご案内

          セブ島視察ツアー

          日本から直行便でたった4時間でこれるセブですので、最近は気軽に「現地を見てみたい」というお客様も増えています。平均すると月に5-10社ほど視察にお越しいただいております。 現地の日本人スタッフも充実していますので、ご希望の日程と期間で現地視察ツアーを組ませていただくことも多いです。百聞は一見にしかずということで、一度現地で見ていただくのとそうでないのとでは感じ方や社内への伝わり方の重さが全く異なるようですし、実際に当社の雰囲気と現地の熱気を肌で感じて頂ける貴重な機会になった

          セブ島視察ツアー

          セブ島について

          セブ島というとリゾートエリア、ビーチ、ダイビングといった印象が強いかと思いますが、空港からリゾートエリアに向かうのとは真逆に行くとシティがあり、当社はその中心街にオフィスを構えております。 シティにはコールセンター企業が集まるITパークと呼ばれるエリアと金融機関やIT企業が集まるビジネスパークと呼ばれるエリアに企業は集中しており、当社はビジネスパークにオフィスがあります。ビジネスパークにはセブ島内No1人気の巨大高級ショッピングモールであるアヤラモールがあり、現地の人はこの

          セブ島について

          オフショア開発でよく使われているグループチャットツール

          基本的にリモートワーク(テレワーク)なオフショア開発の現場。各お客様とのやり取りはメールで行うよりもチャットでコミュニケーションをすることが圧倒的に多いです。そんなグループチャットの変遷をこれまで見てきました。 当然お客様とのプロジェクトごとにグループがあり、場合によってはプロジェクトでもトピックごとにグループが分かれていたりもします。なのでプロジェクトが増えてくるとチェックするチャットの数が膨大になってきたりしますし、マネジメントであれば、さらに管理するメンバーが所属して

          オフショア開発でよく使われているグループチャットツール

          オフショア開発に関するよくあるご質問

          ブリッジエンジニアについてブリッジエンジニアってどんな人がいるの?というご質問をよく頂くので簡単にご紹介させていただきます。 現在現地にはブリッジSEを中心に15-20名ほどの日本人スタッフがいます。 ブリッジSEは基本的に元プログラマだったりとITのバックグランドがある人間が対応しています。技術的な会話が十分できるメンバーで構成されていますが、実装上の細かい詳細などになった場合はこのブリッジSEが間に入ってプロジェクマネージャーやテックリードたちと会話して課題の解決に当

          オフショア開発に関するよくあるご質問

          オフショア開発でよく使われるビデオ会議ツール

          オフショア開発はお客様とのコミュニケーションは基本的にリモートワーク(テレワーク)になります。顔を見て会話したいケース、リアルタイムに関係者が集まって共有や決断をしたいケースなどの際にはビデオ会議が開催されます。顔を見てのコミュニケーションの機会が限られているので、この時使用するツールの音声品質や通信の安定性はとても重要です。ビデオ会議ツールが不安定だったことで打合わせ自体が不満足な形で終わった結果、プロジェクト自体の雲行きが怪しくなったりやスムーズだったお客様側ご担当者様と

          オフショア開発でよく使われるビデオ会議ツール

          オフショア開発におけるプロジェクト運営プラン

          オフショア開発でのプロジェクト運営ですが、様々な取り組みが可能になっています。 開発方式開発方式としてはウォーターフォール型はアジャイル型があります。 ウォーターフォール型とは、従来のソフトウェア開発でよく使われている手法ですが、事前に要件や仕様をすべて決定し、それらをいつ・どの期間で・誰がと計画してプロジェクトに線引し、その計画にしたがって開発を続けていくものになります。そのため見積もりやリソースのアサイン、全体スケジュールが把握しやすいのですが、途中で仕様変更があれば

          オフショア開発におけるプロジェクト運営プラン

          フィリピンの若い労働力

          フィリピンの英語力以外のもう1つの大きな特徴は、その人口です。 国民の平均年齢は23歳、日本が46歳であることを考えると相当若い国ということになります。この平均年齢はASEAN各国と比較しても顕著であり、ASEAN全体で1位のラオスはまだ日本人がビジネスを始めるイメージがつきづらいような国よりは高いですが、第2位、平均年齢が30歳を超えているベトナムと比べても圧倒的に若いことがわかります。 この特徴をもう少し見てみると、いわゆる日本は釣鐘型といわれている高年齢層が多い状

          フィリピンの若い労働力