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カナダでの就活の流れ
カナダにおける就活の流れについて軽く書いてみようと思います。
基本的にはアルバイトでもフルタイムでも流れは同じです。
応募=APPLY
募集に応募する
応募することをApplyと英語ではいます。応募者はAplicant
メールで応募することがほとんどですが、実際の店舗へ応募書類をもっていって渡すというのもありです。
※ただしこっちの人はいい加減なので、マネージャーが不在の場合、せっかく持って行った書類が手に渡らない可能性も…
募集の見つけ方
募集はどこかしらの媒体で一般公開されているものを見つけてそこへ応募するケースがほとんどですが、カナダではコネがかなりものをいうので知り合いづてなどで一般公開前に話が回ってきたり、スキルの問われる職の場合はヘッドハントもあり得ます。
一般募集は企業のウェブサイトで”Jobs” ”Career” ”Work with us”といった項目をクリックすると現在募集中のポジション一覧が応募方法とともに表示されることが多いです。SNSもチェックしましょう!
※もし、希望の職種の募集がされていなくとも諦めずにメールを送ってみるといいかもしれません。かなり経った頃に連絡が来る…というのはカナダあるあるですので。
スキルの問われる職業の場合はLinkedinアカウントを開設して、そこでの情報収集をオススメします。
また、カフェやレストランなどで働きたい場合は店舗に貼り紙が張られていることが多いです。実際に店舗まで赴いて、スタッフに聞いてみるのも手です。
応募に必要なもの
レジュメ
カバーレター
ポートフォリオ
職種によって違ってきますが、応募時に必要とされる大まかなものは上記の3点です。
レジュメとは”Resume”でいわゆる履歴書のことです。北米では年齢や性別は一切記載しませんし、顔写真も不要です。自分の連絡先、学歴、職歴、応募職種に関連したスキル等を記載します。
カバーレターは”Cover letter”でCVと略されることが多いです。これは会社に向けて何故自分がその仕事に応募したいと思うのか、何故ふさわしいと思うのかなどを簡単にまとめたものとなります。
※ビザの有無しを明記しましょう!
ポートフォリオは"portfolio"で作品集です。技術職の場合など、自分の過去の仕事や実績をまとめたポートフォリオを提出するケースがほとんどです。ウェブサイトやグーグルドライブなどにまとめてアップしてリンクを知らせるという形態が多く取られています。
Referral
応募時にReferralという項目を見かけることがあるかもしれません。これは応募先に知り合いがいる場合にその人の名前を書くためのものです。
「私は知り合いがあるから推して貰えて採用される!」=無敵カードと勘違いしている人も多いのですが、referralというのは①あくまで人が必要な状況で②この人にも務まるかも?と思われた状態で発動されるカードです。そういう状況において、もし社内に誰か知り合いがいるらしい?となった場合に採用担当者が「この人ってどんな人?」とreferralとして名前を出された相手に聞きに行きます。
Referralに誰かの名前を書く際には、必ず相手に事前に許可を得ましょう。逆に言うと許可を取れないような間柄の相手の名前は書かないように!
面接=INTERVIEW
インタビューを受ける
面接のことを"Interview"と呼びます。
採用サイドが次の段階へ進めたい対象だと認定してきた場合、次の段階に関する連絡が来ます。中には試験を課してくるケースもありますが、レアケース。ほとんどの場合はインタビューに進みます。
インタビューは採用サイドの規模やポジションなどにもよりますが、応募者一人に対して採用サイドが複数人という形で行われるケースが多いです。インタビュー自体が複数回行われるケースもありますが、ワーホリなどで応募するような職種はだいたい一度のみでしょう。
フルタイムの仕事でのインタビューですら、日本と比べるとかなりカジュアルなことが多く、驚くかもしれません。
交渉する
インタビューを経て向こうが採用を検討している場合、その旨を条件とともに連絡してきます。
応募時に給与が明記されていない場合、金額を向こうから提示してくるケースといくらほしいのか聞いてくるケースがあります。もし本当にあなたのことを採用したいと思っている場合、あまりにぶっ飛んだ額を言わない限りはカウンターオファーを出してくるので恐れずに希望金額を伝えましょう。(金額はGlassdoorなどで調べるといいです)
※このくらいほしいけれど交渉の余地があります~と書くのもありです。
他にも開始日などについて交渉するケースは多いです。
採用=HIRED
お互いに納得できた場合、採用となります。
契約書が送られてきますので、それにサインすることで正式採用となります。
不採用の場合
不採用の場合、音沙汰ないケースがほとんどですが、中にはいわゆるお祈りメールを送ってくるケースもあります。
インタビューまで進んだ場合には質問タイムで、結果はいつくらいまでに出るか聞いてみるのもおすすめです。また、後日どうなっているのかフォローアップメールを送ってみるのもおすすめです。
同じ会社へ再度応募する場合は一定期間開けましょう。
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