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‪介護施設で最期を迎えた人に本を贈りたい。‬

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介護施設で最期を迎えた人に本を贈る経緯、作り方をまとめたものです。 一人の人が介護施設で過ごし、亡くなったんだよを記憶だけでなく形に残す。 想い出はひとそれぞれ、人の数だけある人…
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#介護施設

生きた証。51冊目の本作り。

そこに、あなたがいた 「生きた証」を家族へ贈る。 寄り添い、日々を過ごし 生死に関わった介…

生きた証。51冊目の本作り。アンサー

以前作った本ができ、家族へ渡した時の話。 作成経緯はこちら↓ 以下、家族様より言葉をもら…

「ロジカル」と「エモさ」で人の最期を振り返る

私は介護施設(ショートステイ)で働いている介護職員です。 先日、1人のおじいちゃんが亡くな…

施設で亡くなった人へ本を作る

私は介護施設(ショートステイ)で働いている介護職員です。 先日、1人のおじいちゃんが亡くな…

お嫁さんに本を贈った日。

先日、最期を迎えたおばあちゃんのお嫁さんをお招きしての話し合い。 お嫁さんからの言葉は「…

初めての本。感謝を込めて。

人が生きるってのがここにあって 人が人のことを想うってのがここにある。 花見をして家に帰…

本を手に取ってくれる喜び

施設で最期を迎えたおばあちゃんの看取り本を持って行く 一番最初に手に取ったのは94歳のばあちゃん ババ: 「これ、あんたのばあちゃんか!?」 井上: 「なんも違うよ。ここで亡くなったばあちゃんや」 ババ: 「ん?だが?」 何枚かペラペラとめくる ババ: 「そう言えば、とっとこ見たことあるような面して」 「よくよくみるとシワばりあるけんども、良い面っこしたらな!」 ニヤニヤニヤ〜 ゲラゲラゲラ〜 夜中のホールに響き渡る笑い声 読んでいるばあちゃんも、本の中のばあち

花見を終えて…「帰りたい」を「おはよう」に

最期を迎えているおばあちゃんが 自宅に一時帰宅することができた。 本人の生きる意志。自宅…

生きていることって、花なのかも知れない。

あの時「イケる!」と思ったのは東京での訪問入浴の経験があったから お風呂の横に梅や桜の花…

2度目の死をなくしたい。

人の最期に関わる介護の世界から本を贈る。 必ず人は最期を迎える。必ずだ。 看取りの本はあ…