授業に集中させるためには。
またしても文章が書けなくなった。集中力が完全に散漫である。
ほら、もうすでに1文目にして語彙がおかしい。
仕方がない、そんなときは休むことも大事。
でも、せめて継続するものだけは続けよう、ということで今日は「授業に集中しているかの指標」について。
ぼくは教育業に携わっているので、自分の管理している教室でぼーっとしている学生さんをよく見かける。ぼくが高校の時も同じようにぼーっとしてしまっていたから(なんなら尊敬していた数学の先生と英語の先生の授業以外は爆睡だった)あまり人のことは言えないのだが、そこは棚にあげて「大事なことは大事だ」、と注意せねばならない。
そもそも中学校や高校の授業は大事なものか?
中学や高校の時は授業が大事だとはカケラも思っていなかった。
むしろなんでこんな社会に出て役にも立たないものをやる必要があるのだ?と。
今になっては、大学や社会に出た際に必要な継続力や思考力、そして協調性、コミュニケーション能力などを段階的に養うのに必要な能力だったんだ、と認識しているが、そんなこと誰一人ぼくに説明してくれはしなかった。
ぼくが子供だったからだろうか?
まともに学校の有意義性を言語化できる学校の先生がいなかったのかもしれない。あるいは、毎年毎年100人以上の生徒を持つから、それを伝えることに摩耗して、諦めてしまったのかも。
でも、もし中学高校の時にこの理由をロジカルに説明してくれる人がいたなら、ぼくはもしかしたらもう少し立派な社会人になっていたかもしれない。
愚痴っぽくなってしまったが、つまりは「中学校高校でなんのために今この勉強をする必要があるのか?」を考えながら行動することって、とても大事だと思うのだ。
閑話休題。
さっきの話に戻って、学生が講義中にぼんやりするのはしょうがないとは思うのだが、「退屈な授業」「面白い授業」というのも多々あるわけだ。皆さんも「この先生の講義退屈だよなあ」「この授業受けてる意味あんのかな?」なんて思った記憶がないだろうか?
集中力を測るのに心拍数が使える!?
豊田工業高等専門学校の高津 浩彰氏らの研究によれば講義の集中度を心拍変動を用いて測定することができるらしい。
集中度,居眠り度を数値化し、集中学生群と集中弛緩学生群にグループ分けをして、心拍間隔の変動値(RRI)の変化を調べたところ、集中学生群は講義が進んでもRRIの変化はみられず、集中弛緩学生群のRRIは増加したそうだ。
集中度を計測するシステムとして、体温や心拍数、いろいろなものがあると思う。今後もこうしたものをどんどん紹介していきたい。
ではまた明日、皆様良い集中を。
ぼくは明らかに今日はもう集中できていないのを、これまた棚にあげながら。
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