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【私的読書生活】週刊読書録 vol.73

気づいたら一週飛ばしてしまってました“週刊読書録”。

言い訳をすると、読んではいるのですが、日付感覚がぐちゃぐちゃになってしまっています。
なんか3日くらい体内時計が進んでいますね。
今日何日!?となって、焦る日々。

そんな時こそ、本を携え、活字に触れることで自分を取り戻したいと思います。

さて今週紹介する本は…


情報を自分の“知肉”に

気が散ること前提で、時間や情報をどう活かすか等を指南してくれる。

著者は電子書籍派だが、紙書籍の利用方法も述べられている。
というか、著述業だからか、紙書籍も一般の人よりはずっと多く所蔵されているし、もちろん読んでらっしゃるだろう。
冒頭の書架の写真にニヤニヤが止まらない。

以下の部分が好きだ。

しかしわたしは、読書の目的を分ける必要などまったく「ない」と考えている。
本を読むのはどこまでいっても「自分のため」であり、自分の頭脳にさまざまな教養や豊かな情感や考える力を蓄積していくためである。

立派な本を読まなければ意味がない、娯楽本ばかり読んでいてはだめだ、仕事やスキルアップに役立つ本を読むべきだ等々…。
好きだからこそ、とかく自分にしがらみやルールを作りがちな読書。
好きなら好きでいいじゃないか。
きっとどれもが自分の“知肉”になるはず。
そう思わせてもらえた一冊。

読書や情報との向き合い方に迷う方におすすめです。


その血は消えない

柚月裕子さん作品は基本的に好きなのですが、時々波長が合わないことがある。

この作品は映画化もされているから、知ってはいたけれど、登場人物も多いし、慣れない任侠ものということで、なかなか手がつかなかった一冊。
実際途中はしんどかった。
誰が誰か、どういう力関係や利害関係かなど、わけわからなくなり、諦めそうになりながらも気になって、とにかく主人公を追いながらページを繰る。

たどり着いた最後50ページ。
鳥肌が立つ。
このシーンを読むために読んできて良かったと思える。

任侠ものが好きな人(柚月裕子さん自身が『仁義なき戦い』がお好きとどこかで読んだ)にはもちろん、苦手な方にもぜひこの感動を味わってもらいたい。


楽屋オチの楽しさ

もう30年も続いている『金田一少年』シリーズ。
スピンオフ?のこちらも長く続いてますね。

本編と合わせて読み返したくなる(実際合本している版もKindleにて出てるはずです)。

しかし改めて読むとかなりの力技部分あるな、笑。

トリックはフィジカルですね。


ひさしぶりに少し長く書くことが出来ました。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

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