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#216 ジブン株式会社RADIO Season1前編のレビュー公開! (Vol.6〜10)

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

6月11日より木下斉さんのVoicyチャンネルでリリースされた音声対談企画「ジブン株式会社RADIO」。先日は、放送開始のご案内と、本企画の起案から実行までの裏側について、時系列での顛末と、私がその場その場でどのように考えたのか、どういう気付きがあったのかについて、プロジェクトを実行したからこそ分かったことをまとめました。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください!

私とKASHIWAさんの対談は、木下さんのチャンネルから冒頭のフリー放送部分で丸ごと聴けるようになっています。まずはこちらを試し聴きいただき、その他も多様で面白いコンテンツに溢れているので、ぜひご購入ください!

さて、この「ジブン株式会社RADIO Season 1」がいよいよ配信開始となったわけですが、全部で約20対談が予定されている盛りだくさんのコンテンツです。
前編として、10対談が聴けるようになっており、この記事では後半5対談を聞いて、私が面白いと感じたところを1つずつご紹介していきます!

前半5対談のレビューは、昨日の記事でまとめておりますので、こちらも合わせて要チェックや!です。


6.朝活でQOL爆上がりの秘訣公開!

6本目は、野菜農家&英語講師のYOKOさんと小学校教員で市民ランナーの秀星さんの対談です。

こちらは特に「朝活してみたいけど、なかなかできない人」にオススメです!

YOKOさんからの朝活に関する4つの問いを軸に、朝活に関する秀星さんの様々な工夫がご紹介されています。
この放送が楽しいのは、朝活という全ての人の生活に直結する話を、飾らず自然体での会話が続いていくことです。
18時以降は予定を入れない、習慣化して続けるコツとしてのSNS発信し続ける、娘さんの寝かしつけと共に21時には寝てしまうなど、決して超人系スキルで「これは私には無理だな・・」と身構えてしまうものではなく、ちょっとした生活の工夫について、自然に対話が進んでいく点が非常に心地よいです。

なぜ朝活の記事を選んだのか?朝起きてからやることの順番には意味があるか?朝活できない人はどうしたら良いか?など、誰にとっても分かりやすいシンプルな問いに基づき進行されていき、この流れを構成しているYOKOさんのインタビューの安定感も感じられます。

私も毎朝4時起きで、夜は子どもの寝かしつけも兼ねて21時に寝る、という生活スタイルで、秀星さんの意見に共感する部分も多かったです。
また、私もランニングを4年ほど続けていますが月50Km程度なので、秀星さんのように月100Km走り続けているのも純粋に尊敬です。

7.道なき道のすゝめ『1億総発信時代におけるキャリアドリフトとアンカーの打ち込み方』

7本目は、やすさんと、みちくさの達人さくちゃんの対談です。

こちらは、特に1つのことを軸にして面白いことを仕掛けていきたいと考えている人にオススメです!

さくちゃんさんは、20代で環境省自然保護員(レンジャー)として仕事をした後、次は自治体職員として環境省時代にやり残した仕事を、地域側での役割で担当するようになったとのこと。
行政職員として10年弱働いたあと、ついに自分の事業として独立されたということで、色々と立場は変われど、コアな仕事としては一貫している珍しいキャリアを歩んでこられた方です。

環境教育系のテレビ番組に出演したり、多くの方を集めるイベントを開催して実際に移住される方が出てくるほどの影響力をお持ちですが、ゴミ拾いをしたり、自然の綺麗な風景をインスタでアップしたりという活動が出発点とのこと。決して、いきなり大きなことに飛び付かず、小さな活動を時間をかけてじっくりやってきたことが、あるタイミングで繋げて来られたということがよく分かり、惹き込まれる話ばかりでした。

印象的なのは、行政職員でありながら兼業として自分が必要と思う活動を地道に続けてこられたところ。「役所は副業禁止だから」という理由で、自分の幅を広げる活動がなかなかできずにいる方もいるかもしれませんが、意外に言ってみればやれることってあるんだということを気付かされます。

この話を引き出したやすさんも、「あ、そこ聞いてみたい!」と思うところを的確に聞いてもらっていて、インタビュワーとしても安定感が光る対談でした!

8.子育て中こそ思い込みから脱却し自由に学ぼう

8本目は、双子パパTakaoさんと大阪ミドサーワーママちえさんの対談です。
お二人とも同世代で冒頭から親近感満載でした。笑

対談テーマの記事はこちら。

こちらは特に、普段遠慮しがちでチャレンジしてみたいけど躊躇されている方にオススメです!

二人とも育休を通じて、それまでの価値観がアップデートされたプロセスに踏み込んだ具体的な話をされており、同じく2人の子どもそれぞれで育休経験がある私としても、終始共感しかない対談でした。

特に「長く働いている人ほど会議のアジェンダが緩い」という話は超共感です。日々、時短勤務の妻を見ていても思いますが、絶対的な時間制約がある人の生産性の高さは本当に半端ない。長いだけのメールコミュニケーションの非生産性など、「強制的に時間を短くすることで知恵が出る」という追い込みが大事!と改めて背中を押されました。
時短で給料が下がることが意味が分からないなど、私も普段考えていることを同じように考えている方がいることを再確認した対談です。

9.ワンオペ育児からチーム育児へ

9本目は、双子パパTakaoさんとベビーシッターなおさんの対談です。

対談テーマの記事はこちら。

こちらは、特に小さなお子さんを持つ方にオススメです!

ベビーシッターを使うための国や自治体の制度制度や、具体的な使い方まで踏み込んだ実利の高い放送です。
うちも妻が申請してくれて、東京都や自治体の制度を使ってベビーシッターを使ったことがありますが、保育園に迎えに行ってもらってそのまま家で数時間家で過ごす、みたいな使い方もできることは知りませんでした。

途中で出てくる「本当に1億総活躍の国にするなら、全員がベビーシッターを使えるようにすべし」という話は大賛成で、他の制度にも通じる話ですが、使いたい人が申請すれば補助を受けられる「申請主義」から早く脱却すべきと考えます。
そもそも、ベビーシッター制度が認知される必要がある、という現状制度の出発点が違うと考えていて、出生届を出しに行ったタイミングでベビーシッター券を全員にアプリなどで配ってしまって、「自分から情報をとりに行く必要がない」ような仕組みにできれば、活用度は必ず上がるはずです。

現在は、利用後の支援金申請が結構手間だったりするので、共働きの私たち夫婦が仕事でどうにも調整が付かない時にだけベビーシッターを使っていますが、親が元気でないと育児なんてできませんから、親のリフレッシュも兼ねて、誰でももっと気軽にベビーシッターが使える時代にしていきたいです。

10.【多様性】障害者とともに働くこととは

前半最後の10本目は、大阪維新の会・能勢町議会議員の太田裕介さんと、障害者雇用率14.8%の「持続未来グループ」代表のヨネヤママサカズさんの対談です。

対談テーマ記事はこちら。

ヨネヤマさんが代表を務めている会社の企業理念に「多様な人が働いて楽しい」と設定した理由について「企業理念は、普通は顧客のためになることを設定するものだから、働く人が楽しいかどうかは関係ない」というお叱りを周囲から多数受けつつも「そもそも働く人が何か楽しいと思ってもらえないのであれば、それは苦役でしかない」という考えを伺って、冒頭から共感しかなく心掴まれました。

太田さんの質問も鋭く、農業での実現場での視点から見た「こういう難しさもあるのでは?」という問いかけに対して、ヨネヤマさんの「障害者雇用を単にいいこととして捉えておらず、あくまで実利があるから選択している」「障がいを持っている人に配慮は必要だが、基本的には健常者と同じように接する」という一貫した考え方が理解でき、大変ハイレベルな対談でした。

以上、前半6〜10本目の聴きどころご紹介でした!
後半の対談も今後リリースとなっていますので、またこれらのレビューについても、追って解説していきます。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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