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#215 ジブン株式会社RADIO Season1前編のレビュー公開! (Vol.1〜5)

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

6月11日より木下斉さんのVoicyチャンネルでリリースされた「ジブン株式会社RADIO」。昨日は、本放送リリース開始のご案内と、本企画の起案から実行までの裏側について、時系列での顛末と私がその場その場でどのように考えたのか、どういう気付きがあったのかについて、プロジェクトを実行したからこそ分かったことをまとめました。まだご覧になっていない方は、ぜひこちらもご覧ください!

私とKASHIWAさんの対談は、以下木下さんのチャンネルから冒頭のフリー放送部分で丸ごと聴けるようになっています。まずはこちらを試し聴きいただき、その他も多様で面白いコンテンツばかりなので、ぜひご購入ください!

さて、このジブン株式会社RADIO Season 1がいよいよ配信開始となったわけですが、全部で約20対談が予定されている盛りだくさんのコンテンツとなっています。
まずはシーズン1の前編として、10対談が聴けるようになっています。このうちこの記事では前半5対談を聞いて、私が面白いと感じたところを1つずつご紹介していきます!


1.「失敗」から学ぶ!「自分に合う」を見つけるキャリア戦略徹底対談!

まずは手前味噌ですが、私とKASHIWAさんの対談の聴きどころのご紹介です!

こちらは特に「現在のご自身のキャリアに悩んでいる人」にオススメです!

KASHIWAさんは、現在36歳のワーママで、新卒で入社したJTC化学メーカーに研究職として入社しますが、9年後に「職場の雰囲気と自分の価値観が合わなくなってきたことや、リモートワークができる環境への憧れ」などから、ベンチャー企業への転職を決めます。

現在は3社目のIT企業でセールスエンジニアとして仕事をしていますが、転職を繰り返しながら、徐々に「自分に合う」場所へとご自身を適用させています。
学生時代から理系のキャリアを歩み、福利厚生も抜群のいわゆる日本の伝統企業での研究職としてのキャリアを断絶することは、見方によっては「もったいない」と考えてしまいがちです。しかし、サンクコストに縛られずに、それまでとは違う領域に見えるベンチャー企業で経理の仕事に転換したことで、それまでのJTCの中での仕事の仕方が活きた部分も出てきて、経験してこなかった経理のスキルをアドオンで身につけてきました。

現在は、IT企業のセールスエンジニアということで、三社目への転職にあたり情報系のスキルを学ぶ機会を持てたようです。「研究職」、「経理」、「IT」と一見それぞれが独立しているように見えるのだけど、ベースには前の経験とスキルを上手く活かしながら次の仕事で活用されているということで、本人としてはそれぞれが繋がって見えているとのこと。

私は、10年間の東南アジアの仕事の中で、海外の優秀な方々と仕事をさせていただく機会に恵まれましたが、例えばIMF(世界通貨基金)勤務のニュージーランド出身のコンサルタントの方は、自分で1つの国の債券発行のルールを作り直し、そのルールを作って国内関係者をガイドするばかりでなく、ルール変更前後のデータ不整合の帳尻を合わせるためのエクセルマクロを全て自分で作っているような方でした。
まさしく、あらゆる「スキルハッシュタグの掛け算」で唯一無二の存在になっている方でして、KASHIWAさんも個別スキルの掛け合わせで唯一無二の存在になられていきそうです。

2.ヤバイよ、イタイじじばば!

2本目は、オーストラリア在住のAzukiankoさんと、カナダ留学などを経て現在は地域で整形外科開業医をされているきたかた院長による「シップ理論」に関する対談です。

こちらは、特に医療現場のリアルってどうなってるの?が知りたい方にオススメです!

近所の病院に行く機会はあると思いますが、院長と本音ベースで話し合う機会って実はあまりないのではないでしょうか。
ゲストのきたかた院長は、肩専門の整形外科開業医ということで、20年以上にわたる業務の中でシップを処方するシーンについて、赤裸々な意見を語られています。

まず、私自身も衝撃だったのが「本気で必要だと思ってシップを処方したことは一度もない」という事実。
確かに、数年前にぎっくり腰になった時に、シップを買ってきて腰に貼っていましたが、「何となくこれを貼っていれば安心」くらいのお守りくらいのもので、「シップ貼ってたから直った!」という感覚はなかったです。

でも、このシップの処方にも、当然ながら社会保障費の一部が使われている。オーストラリア在住のAzukiankoさんも「えー!それって何とかならないの?」と痛快な感想を述べながらインタビューが進んでいきますが、オーストラリアで医療機関にかかる風習と日本でのそれについて客観的に違いが分析されているのも、面白い点の1つです。

3.【教科書にはない】地雷マネージャーにならないためには

3本目は、大阪維新の会・能勢町議会議員の太田裕介さんと、管理職や会社員としての仕事のコツを発信されている山下拓也さんの対談です。

対談テーマの記事はこちら。

こちらは、特に会社員としての仕事に対するマインドセットが知りたい方にオススメです!
太田さんが「山下さんは、管理職をリーダーかマネージャーかどちらで捉えているのか?」、「マネジメントの対象は人か、仕事か?」などの直球の問いを歯切れよく投げかけながら対談が進んでいきます。

詳細は放送をぜひ聴いていただきたいですが、「誰もが嫌がりそうなクレーム対応は、そこから得られるものとそこにかける心理的なコストを冷静に天秤に取ると、絶対にやったほうがいい仕事」という話が出てきます。

普通は敬遠しがちな仕事ですが、山下さんはこのような仕事こそブルーオーシャンと捉えて喜んで拾いにいく。私も普段、これはお客さんや上司からお叱りを受ける結果になることが安易に予想される仕事には気乗りしないこともありますが、「そんな仕事こそチャンスがある」というマインドセットでいるだけで、何だか気持ちが楽になります。後輩にも教えてあげよう!と思えた考え方を伝授いただきました。

4.英語✖️???を探せ!島と盆地と英語と観光と

4本目は、2014年から対馬に移住された佐藤雄二_ビーコンつしまさんと、グローバルな製造業の仕事から35歳の時に山形にUターンされたくらっさんの対談です。

対談テーマの記事はこちら。

こちらは、特に地方で、本業以外のスキルと本業を掛け合わせできないかと試行錯誤している方にオススメです!

佐藤さんの自然体なインタビューの姿勢がとても聴きやすく、くらっさんが本業の生産管理の仕事を楽しみながら、山形のお酒の魅力を外国人向けに伝える取り組みなど、+αで自分だったらこうしたいと考えていることを、本気で模索している様子がリアルに伝わってきます。

特に後半で、くらっさんが今後山形で英語を生かしてできることを、佐藤さんが「こういうことできると面白いのでは?」と色々アイデアをぶつけていくシーンが好きでした。くらっさんには、この対談で出てきた話のいくつかを実際にやってみたらこうなりました!みたいな進捗報告が今後聞けるのを非常に楽しみにしています。

5.海外在住者が行き着いた旅の秘訣「余白」とは?

5本目は、キャリアハッピー代表でキャリアコンサルタントのゆっきーさんと、日本企業で海外駐在員として現在は中国にお住まいのKametaroさんの対談です。

対談テーマ記事はこちら。

いわゆる有名観光地を頑張って訪問しきるスタンプラリー型の旅行ではなく、より深みのある旅行にするためにあらかじめ余白を設計しておくといった秘訣について徹底対談されています。
また、ご本人が「ウォルマート指数」と名付けられているGoogle mapのウォルマートの評価を見て治安を測るモノサシなど、実践的なアドバイスなども必聴です。

また、ゆっきーさんの心地よい声と、記事で繰り返し出てくるキーワードを深掘りするようなインタビューも勉強になりますね。さすがキャリコン!といった印象を受けまして、Kametaroさんが自然体ですごく話しやすそうなのがよく伝わってきます。
こういう相手の話を引き出すコミュニケーションって、私は一つの技術だと考えていて、普段の管理職業務の中でもとても大事なスキルです。
意外と、お手本となるような他の方の実際の面談を聴ける機会はなかなかないですから、そのような観点でもとても学びのある対談でした。

以上、まずは前半の対談のうち、冒頭5本分についての聴きどころご紹介でした!
本日から、前半の6〜10本目の対談もリリースとなっていますので、またこれらの感想、聴きどころについても、別の記事で解説していきます。

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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